たまに都内早朝散歩にバイクで行くところがある。そこには何台かのバイクがたむろしている。みんな30~60代のバイク乗り。とてもジェントルマンな人たち。その中でとても綺麗なイタリアの駿馬ドゥカティに乗っている方がいらっしやいます。とても綺麗なバイクで走る芸術品と僕は思っています。特に自分の顔が写るぐらいに磨き上げられたエンジン、まさにモーターサイクルの美です。
長距離を走るよりも官能!ドイツのバイクとの対極です。日本のバイクはちょうどドイツの長距離性能とイタリアの官能の中間を取ったようにも思えます。でも最近は日本のバイク、コンセプトがあまりにも中庸すぎて魅力が乏しいのが悲しいです。なにかマーケッティングデーターと顧客ニーズに頼りすぎている感じがします。「うちのコンセプトはこれだ!どうだ乗ってみろ」ぐらいな方が良いのではと思います。もう昔と違ってバイクを交通機関で使う人は少ないので(スクーターや小排気量は除きますが)
70年代~80年代のバイクが人気があるのはメーカーさんが「乗れるものなら乗ってみろ!」と思って作っていたからではないでしょうか?昔友達がヤマハのTX650というバーチカルツインのバイクに乗っていました。とても大事に綺麗に載っていて、今でも彼のバイクのシリンダーヘッドに覗き込んだ顔が映るのが印象に残っています
ホンダさん、ヤマハさん、スズキさんそしてカワサキさん乗る心構えが必要なバイク、乗りたおしてみたくなるようなバイク、磨きたくなるようなバイク、飽きずにカタログを眺めてみたくなるようなバイク作ってくれませんかね?マーケティングリサーチで作るバイクはもういらないですし、飽きてきました。
お願いいたします。バイクが死ぬほど大好きなライダーの切なる願いです!!
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