映画オーストラリアの余韻（修正版）

撮影地　バングルバングル（世界遺産）、バオバブの木･ギブリバーロード
Ｎｉｋｏｎ　Ｆ２　２０ｍｍ　ＰＥＮＴＡＸ６４５　３５ｍｍ　４５～８５ｍｍ　ＦＵＪＩＦＩＬＭ　Ｖｅｌｖｉａ

撮影協力　オーストラリア政府観光局　西オーストラリア州政府観光局　カンタス航空

映画「オーストラリア」を見て一晩立っても余韻が収まらない。映画のロケのほとんどはアウトバックと呼ばれるオーストラリアの荒野です。特に今回の舞台になったのは西オーストラリアのキンバリー地方。太古の地球がそのまま残る場所。そして地球のコアが地上に露出しているのではないかと思わせるぐらいなパワフルでスピリチュアルな場所。癒しなんて生半可ではないところ。行く人間もそれなりの覚悟が必要なぐらい凄い場所です。




過去20年オーストラリアを撮影してトリプルＡクラスに大変で、かつ美しい場所。良くぞ映画のロケ隊がここまで入ったなと言う感じです。自分が20年近くも撮影した大地が、空が、川が、そして大地の気が大画面で見れてとてもとても嬉しかったのと、自分の20年がフラッシュバックして見ていて涙が止まらなかったです。次に映画館のもっと大画面で見に行くときはバスタオルを持って行きたいと思います。試写室ではなく最新の映画館の大画面で見たら凄いと思います

この映画のキーワードは「夢」だと思います。オーストラリア先住民アボリジニの伝説ドリームタイムによると天地創造は夢の中に出てくる虹色の蛇レインボーサーペントによって始まったと言われています。今この世界大不況にはじまる不安な暗い世の中、なぜか皆夢を見なくなりました。また夢を持たなくなりました。でもこのオーストラリアの大地に立つと地球の生み出す夢の世界にいるみたいです。今までうちのアシスタントさん3人とタスマニアのマナブサンを含めバングルバングルの奥に連れて行きましたが、皆申し合わせたように同じことを言いました「ここは地球じゃない」それぐらい不思議でパワフルなところです。もし自分に人生のパートナーか子供が出来たらバングルバングルの奥地で一緒に大地の上で寝て、星空を掛け布団にしてこの世界、自分が20年見てきた世界を生で体験させてあげたいです。

もし「夢」とか自分を見つけたかったらオーストラリアの大地に行ってください。地球があなたに全てを見せてくれます。そしてもしオーストラリアの大地に行くことをためらっていたら是非映画館の大画面で「オーストラリア」見てください。きっと今まで見たことない世界がみれます、元気になれます。そして画面のどこかに大地の魂が写っているのを感ずることが出来ると思います
ので是非是非ご覧下さい

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