2006.3.16 梅が咲いたよ桜はまだかいな

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朝雨戸を開けると少し甘いかぐわしい香りがした。ふと庭の隅を見ると15日の夜はつぼみだったのに、いきなり咲いていた。自然の力とスピードに脱帽。アウトバックやタスマニアと同じようにささやかながらも自分の庭に自然があることに感謝する。バブルのときに庭をつぶしてマンションにしなくてよかったと思う。あの時はこんなに儲かるチャンスを逃してと言われたが。うちの親殻そのとき「人間1億もらったら次は2億ほしくなり、その次3億、4億になる。うちは毎日白いご飯を食べられるんだからいいじゃない。そんなうまい話は続かない」と言われ、不動産屋さんの勧誘は全て断った。いま朝日の中で梅の木を見てると、本当にそう思う。そしてこの家と庭を自ら作ってくれた大工の棟梁だった祖父に改めて感謝する。自分も後世になっても誰かの気持ちに残る匠のようなカメラマンになりたい。
# by masabike | 2006-03-17 11:15 | Comments(0)

キングスクロス2006.2.13

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1988年初めてオーストラリアに来た日にこの駅のプラットーホームに立っていた。旅立つ2ヶ月前会社を辞めて、貯金を全額はたいて此処に来た。サラリーマン時代にためたお金は全部使うつもりだった。サラリーマン時代の自分を全て清算し、カメラマンになる夢を実現するために此処に来た。誰も知り合いはいない、もちろん英語は全くしゃべれない。海外にフリーで来たのは初めて。とても怖かった。いっそうのこと誰も見ていないのでオーストラリアをバイクで一周したことにして3ヶ月半シドニーのホテルに隠れていようとさえ真剣に考えた。初めてこのホームからシドニーのバイク屋さんに向かうためプラットホームに立っていると、行き先を告げる妙にバリトンのきいた男性のアナウンスを聞いた。必死で地図と首っ引きで聞き取ろうとした1割も聞き取れなかった。
それから18年後再び此処にたつ。シドニーに来るといつもキングスクロスに泊まる。やはり此処がオーストラリアでのそしてカメラマンへの第一歩が此処であり、このホームであった。毎回ホームにたつたびに1988年3月17日の朝のシドニーが昨日のように思い浮かんでくる。そして今回ここから世界への第1歩が始まる。タスマニア、メルボルン経由でアメリカに向かう。初の北米での写真展、そして第2回目の海外での写真展。不思議とこのホームに立つと18年前と同じようにうまくいきそうな感じがする。2004年タスマニアで個展をするとき友人とタスマニア政府観光局の人が同じくして「オーストラリアは世界へのゲートアウェイだから。此処から世界に羽ばたけるよ」と言ってくれた。まさにタスマニアの写真展は自分に世界への扉を示してくれた。そして今日2月13日アメリカでの写真展のミーティングのためここからシドニーのシティーに向かう。今まさに自分でその扉に鍵を差し込んだような感じがした。後は開けるだけ、もう後戻りはできない。電車に乗り外を見ると18年前と同じように真っ青なオーストラリアブルーの空だった。
# by masabike | 2006-03-15 07:37 | Comments(2)

エビガーリック炒め

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2月13日いよいよダーウィン最終日。結局この1週間の撮影をしのぐシーンは今日見ることができなかった。そして稲妻を撮影することが予想以上に難しいこともわかった。これからは当分1月2月はダーウィン通いになりそうだ。まったりした空気と雷鳴、なにか僕は新しい獲物を見つけてしまったみたいだ。

ダーウィンに来ると必ず食べるものがある。ダーウィンのシティーモールの近くにある、「第一麺家」のエビガーリック炒め。94年に初めて此処で食べて以来ダーウィンでは必ず食べに来る。
でっかいエビにたっぷりのガーリックと野菜。キャンプ生活で疲れた胃袋には答えられない。この盛で18ドル。しかもここはBYO(オーストラリア独特の慣例でお酒持込可の飲食店。Bring
your own botoleかgrassの略称、以前僕は初めてオーストラリアに来たとき、シドニーで
キャンプ場にいた日本人のキャンパーに「BYOてなあに?」とたずねると「Bring your own garilの略称でカップルで入るレストラン。男1人は入れないよ」と言われ信じてしまった。ある日
男2人が「BYO」と書いたレストランから出てきたので、バイク屋のメカニックのオージーにたどたどしい英語でBYOをたずねると、真実を教えてくれた。「Bring your own gairl」を聞いた彼は腹を抱えて笑っていた。ちなみにオーストラリアではエビは「シュリンプ」ではなく「プロウン」と表現することが多い。エビを平らげた僕は満腹の腹を抱えてシドニー行きのナイトフライトに乗るため空港に向かった。今回4回目のフライト、あーでも後まだ10回以上ある・・・・・・。
# by masabike | 2006-03-11 20:17 | Comments(0)

500グラムステーキ

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今日(2006.2.11)夕方ダーウィンの港で稲妻が撮れた。アラフラ海に浮かぶ島の向うに何回も落ちた。でもこればかりは現像するまではわからない不安でいっぱい。でもウッツテいるだろう、と言う予測の元に自分でご褒美としてでっかいステーキを食べてしまった。しかもルームサービスで。おまけにSt Halletという最も僕がオーストラリアで気に入っている赤ワインも買ってきた。500グラムのサーロインステーキは36ドル(約3400円)少し痛い出費だったけれども、これで明日ダーウィン最終日、さらにいい写真が撮れそうな予感がする、そしてこの後につづくアメリカの写真展も、いよいよ新たな扉を開けるときが近づくとやはり怖くなってくる。どうかオーストラリアの神様お守りください、お賽銭弾みます
# by masabike | 2006-03-11 19:54 | 美味しい食べ物 | Comments(0)

雨、雨、嵐、稲妻

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2月11日車に乗りながらおぼれそうな雨を体験した。カカドゥで何とか1回稲妻が撮影でき再びダーウィンに戻り、雨雲稲妻ウォツチング&ハンテイング。夜明け前に再びフォグダムの大湿原地帯で雷を狙う。夜が明けるころ、巨大なそして今までの人生で見たことも無いようなおどろおどろしい雨雲が、地平線の彼方からまるで巨大な竜のように空を踊るように、こちらに向かってきた。雲を見て膝が震え、息が止まりそうになったのは生まれて初めて。地球の意思を見せ付けられた。思わずひれ伏し拝みたくなった。4ロールほど撮影すると、突然バケツをとゆうよりもプールの水を一気に頭からぶっ掛けられたぐらいの雨。車の中にカメラを放り込みただじっと雲を見て震えていた。残念ながらこの雲の写真はフィルムでしかもパノラマカメラで撮影しているのでブログにはアップできない。(是非生の写真を見に10月からの富士フォトサロンでの写真展お越しください)
 ワイパーをハイにしても運転ができない。1時間ほど車で待機。あまりの雨で思わず外を見ながら溺れそうな錯覚でイキを止めてしまった。今朝は雷よりもすごいものが撮れた感じがする。まさにアウトバックの神様が「君が考えている以上にすごいものがココの大陸にはあるんだよ」と言われ見せ付けられた気がした。でも自分にとっては最高のご褒美写真。雨が上がった。うそみたいな青空。早くまちに戻り冷たいビールを飲もう。今日は少し奮発してタスマニアのカスケードプレミア(ここではほかの州のビールに比べて少し高い、なぜならタスマニアはここから5000キロ以上離れている。運賃分高い)
# by masabike | 2006-03-10 10:59 | Comments(0)

雨季の夜明け カカドゥ国立公園

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朝キャンプ場のバンガローを出ると外はまさにミストサウナ。気温は26,7度だが湿度90%。
体からカビかきのこが生えてきそうだった。99年雨季のカカドゥに来たときテントで寝ていた。朝起きると自分の汗がテントの床にたまっていた。もちろん夜もしらふじゃ眠れない。うちのアシスタントとバーボンをストレートで一気飲みして、車に乗りエンジンをかけてエアコンを入れ体を冷やし、睡魔が襲いふらふらになったらそのままの勢いで倒れるようにテントに入り寝る。そんな感じだ。

この日も撮影ポイントのマムッカラ湿原に来た。ここは野鳥もいるけどワニもたくさんいる。何よりも蚊がすごい。あっと言う間に100匹ぐらいやってくる。だから撮影前にスッポンポンになり、体中虫除けクリームでコーティングする。そうしないと短パンの隙間から沢山蚊がはいり大事なところがぼこぼこに刺される(過去に経験アリ)。それからカメラのボディーにも少しつけておく。そうしないと人間の体臭でカメラにも蚊やハエが大量にたかり現像したら写ていたということもある。
この日は撮りも撮影したかったが、10月からのパノラマ写真展用に湿原の朝を撮りたかった
キャンプ場を出たときは真夜中だったがいまは空が明るくなり。雨季の雲が重く立ち込めている。朝の雰囲気の撮影はうまく行ったが、野鳥は少なく少しがっかり。それやりも決定的な稲妻が撮れていないので気がやきもきする。でもなんとなくオーストラリアの大地の神様とは相性がいいので何とかなりそうな気がする。(こんど相性占いで見てもらおうと思う)とりあえずキャンプ場にもどり夕方の撮影に200%集中するために体力を温存する。つまりお昼寝です。おやすみなさい。
# by masabike | 2006-03-10 08:02 | Comments(0)

巨大アリ塚

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 オーストラリア大陸は何かと不思議なものが多い、なんと言ってもここは地球最古の大陸なのでほかの大陸では見られないものがたくさんある。エアーズロック(ウルル)、ストロマトライト
有袋類の動物、そしてこんな巨大なアリ塚。アリ塚を見るとオーストラリアの北部のアウトバックに来たと実感する。

以前近くにアリ塚があるのを知らないでテントを張った。撮影から戻りテントを開けると、床がまつ茶色で何かうごめいていた。よく見るとアリだった。テントのなかに置き忘れたチョコレートに何十万匹のアリがたかっていた。すぐそばに僕のバイクよりも巨大なアリ塚があった。アリ塚はありの種類や土壌によって、色や形が異なる感じがする。結構アリ塚は硬い、以前日本人のバイクライダーがあり塚に激突し大怪我したことある。まさにここではトウフではなく「アリ塚のかどに頭ぶつけて死ね」と言われてしまいそうなとこ。

ちなみにこの写真のアリ塚はダーウィンからカカドゥに行くハイウェイの途中にあり高さは4メートルぐらい
# by masabike | 2006-03-08 06:31 | Comments(0)

カカドゥのキャンプ場でのお昼

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撮影に来ると大体夜明けの2時間半前に起床。それから4時間ほど朝の戦闘開始。それからキャンプ場に戻りブランチ、昼寝をしたりカメラのメンテナンスをしたり本を読んだりして、ふたたび午後3時過ぎから日没後1時間ぐらいまでが撮影。特に真夏のノーザンテリトリーは軽く気温は40度を越す。脳みそが溶けそうだ。
今日のブランチはインスタントラーメンとスーパーで買ったハムにワイン少々。今日はカレーフレーバー、でも最近はうちのスタッフから教えてもらったインドネシアのインスタントラーメンミゴレンには待っている。でもここの村のスーパーには無かった。撮影旅行の最大の楽しみは食事の時間と夜寝袋に入る瞬間、あーこれで今日も終わり明日はもっとすばらしく人生を変えてくれるような一瞬が見れるかもしれないと思い眠りに落ちる数秒(僕は3秒寝の相原と言われまどろみがありません) ともかく旅をしているとどんぶり物と汁物の食事が恋しくなる。どうかオーストラリアの国立公園にも吉野家かはなまるさぬきうどんができますように・・・・・。
# by masabike | 2006-03-07 21:36 | Comments(1)

2006.2.10フォグダム自然保護区

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朝起きてから雲ばかり見ている。どこに積乱雲ができるか、その下には雷があるはず。今までは砂漠や、森や、岩など相手が固定されていた。今度は相手が動いているしどこに出るかわからない。昼寝をしていても気になっておちおち眠れない。しかもこの暑さとハエと蚊。体はいつも虫除けクリームでコーティングしている。何を食べても飲んでも虫除けクリームの味がする。
あーここで冷奴があったらなーと思い雲を眺める。
# by masabike | 2006-03-07 21:22 | Comments(0)

クロコダイル(ワニ)の棲家 フォグダム自然保護区

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ダーウィン南東にある自然保護区。ここは相性のよい撮影現場。いつもいい作品をとらせてくれる。その代わりクロコダイルも多い。ここはどうもうなソルトウォータークロコダイルがいる。数年前もあけがたココに来たら道路に3メーター以上の大きなワニが寝ていて、安眠を妨害した僕の車に突進してきて、逃げたことがある。現実にオーストラリアでは毎年ワニの被害があとを絶たない。まさにここはワイルドカントリー。映画「クロコダイルダンディー」はパロディーと言うがあれはこのオーストラリアノーザンテリトリをありのままに見せた映画だと思う。
 ちなみにワニは、「よーいドン」で15メータまでのダッシュは人間よりよっぽどはやく、おまけに尻尾の力で水面から2メートル近くジャンプして木の上の小動物を狙ったりする。たまに運が悪く木の枝にまたがってつりをしているお父さんが食べられてしまったりすることがある。1億円もらってもここで泳ごうとは思わない。ちなみにワニは食べると美味しくて、以前ダーウィンでクロコバーガーを食べたら七面鳥みたいで美味しかった
 この日も撮影していて。後ろで「バシャ」という水のはねる音がすると脚ががくがくとしてしまった。
# by masabike | 2006-03-07 10:03 | Comments(0)