カテゴリ:日本風景( 1386 )

FUJIFILM Facebookより  弧山荒海図




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北海道 利尻富士 稚咲内海岸より望む
FUJIFILM X-T2+FUJINON XF10-24mmF4 R OIS
 

いつもここで述べるように、荒れた天気の時ほどドラマは起こる。そしてそれは千載一遇の撮影チャンス。ではその荒れた天気をどう捉えるか?

今回も大胆な構図で狙ってみた。海と空の比率を9:1ぐらいまでに切り詰めた。その訳は、自分の存在を圧倒するほどの雲の量、厚み、そして変化。これを表現するために、利尻富士は大きさの尺度として使った。頂上が見えないからダメ?それも一つの意見だ。だが僕は山岳ガイドブックのために、山の説明で撮っているのではない。地球のポートレイトを表現するためだ。荒れ狂う地球の息づかいが、山の頂、島全体を覆いつくす雲の存在感によって表現したかった。かえって山全体が見えてしまったら、この世紀末のような雲の存在は薄くなってしまう。大胆な構図、ある意味 現代アートなどの抽象画につながるような組み方だ。そのためにも多くの美術の世界を見ると、自分に取り込むことができる。

しばしば「そんな大胆な構図や撮り方をして失敗したらどうしよう」とワークショップ等では参加者から言われる。でも写真は安全な趣味。露出や構図を失敗しても、死んだり怪我をしたり、ましてやカメラが「へたくそ」とか言って爆発することはない。モータースポーツなどと違い、どんなに失敗しても怪我はしない。だから日常のスナップや近所の公園などでの撮影では、大胆な構図や露出などの色遣いを練習しておくとよい。時間と光の変化に余裕のある時に、試しておけば、いざというときその感覚や経験がよみがえり、視点とカメラ設定が瞬時にできる。写真はある意味スポーツ、いや武道に通じるものがある。鍛錬と道を極めるための心。Xシリーズは多くのプロフォトグラファーの経験に基づいて作られ、かつ進化している。きっとあなたが作品を進化させたい、そんな気持ちに答えてくれる。もうすぐ12月、冬の光は予想外のドラマをあなたに届けてくれる。そのためにも、日々の練習を忘れずに!!




Facebookの掲載原稿に作品を1点追加しました








by masabike | 2017-11-30 12:54 | 日本風景 | Comments(0)

Lモノクロームの世界 by LUMIX G9

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LUMIX G9+LEICA12~60mm

Lモノクロームの世界。シャドーがしっかりしまって固い黒。モノクロームは現実の世界とは異なる。色のある世界をカメラという機械を通して色のない世界にする。でも実はモノクロームの世界は、カメラの中ではなく心の中で出来上がっている。カメラは心の世界に近づけるのを手助けするだけ。だから最初に心の中に絵が出来上がっていないと撮れない。これはカラーとて同じ。ただモノクロのほうがより難しい

最近は撮った後、画像処理するときに、頭の中に絵が出来ていいなく、ただスライダーを動かして、出たとこ勝負で画像(あえて作品、写真とは呼ばない)あるいは場当たりで、できたものを作品と呼んでいる人も見受けられる。撮るときに、こころで何が見えているか。その映像を作り上げ心に定着させる、観察力と集中力が欠けている気がする。伊藤若冲の集中力と観察力を見て欲しい




by masabike | 2017-11-29 09:14 | 日本風景 | Comments(0)

時がとまる刻

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FUJIFILM X-T2+FUJINON16~55mm

時がとまる刻。自然の中では時としてある。撮影しながらそんな時はなぜか、息を止めてしまう。この時を撮るとき、いかに自分の存在を自然の中で消し去るかが大切。そしてカメラを操作していることさえ、感じさせない動きも必要。自分の心の中にカメラを入れて、心の瞬きで瞬間を切り取る。そんな気持ちで向き合うときだ



by masabike | 2017-11-29 09:07 | 日本風景 | Comments(0)

シダの世界

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FUJIFILM X-T2+FUJINON16~55mm


北海道にいくとついつい、大きな風景ばかり見てしまう。そうすると写真展の時に大きな風景だけでは、大きさの尺度が出にくい。そのためには足元の小さな世界に目を向けないといけない

その表現方法だが少し枯れたシダの質感、今までいろいろ試したが個人的にはクラシカルクロームモードが良いかもしれない。いつか枯れたシダを4x5のモノクロフィルムで撮ってみたい。4x5は克明に、空気感も映る、と同時に、雑さ、失敗もでしまう。時間をかけて丁寧に撮ってみたい




by masabike | 2017-11-29 09:03 | 日本風景 | Comments(0)

北辺紅葉図

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Nikon D850+Nikkor70~200mm


猿払原野の果ての森、これから来る極寒の季節に逆らうように、思い切り色彩を放つ木々がいた
日本最北の紅葉かもしれない




by masabike | 2017-11-28 09:10 | 日本風景 | Comments(0)

瀬戸内海 もう一つの顔




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FSUJIFILM X-Pro2+FUJINON56mm

大洲を後にして、向かったのは肱川の河口。ここに本日3件目のお寺さん。着いたお寺さんは、化嵐で有名な肱川の河口が見下ろせる、山の上にありました

この日は強風、珍しく荒れ狂う瀬戸内海を見ました。まさに生き物でした。




by masabike | 2017-11-27 23:59 | 日本風景 | Comments(0)

如法寺 凛とするとき

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FUJIFILM X-Pro2+FUJINON18mm Carl Zeiss Touit 32M


 お昼を食べてから、大洲に移動。ここで訪れたのが如法寺。とても長く登りのつらい、参道のあるお寺さん。ここにお参りをさせていただき、ご住職さんから、いろいろお話も聞き、ご案内していただきました

とくにお坊さんたちが修行をされるお堂がとても、印象的で、まさに質素。1年間、テレビも携帯も、音楽もない生活で、修行僧 一人に与えられるのは、畳1枚の空間。個人で持てる物は、この1畳の空間と布団だけだそうです。ほかには何も持てないそうです

あと経典の納められた、書庫。何かチベット仏教の寺院に来たみたいです


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FUJIFILM X30




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FUJIFILM X-Pro2+FUJINON18mm 56mm Carl Zeiss Touit32M





そしてお参りが終えた後、お寺さんがお茶をご用意してくださいました。お茶を頂き、お菓子を楽しみ、外を眺めると、この質素な空間の外には、とても鮮やかな紅葉が広がっていました、まるで現世と極楽浄土の差のようでした。落ち着いた空間で、一人で瞑想にふけるのも大事かなとも考えました。心を空にすれば、また新たなる器に入れる、思いや事ができるかと。年に1度は座禅もよいのかな? 





by masabike | 2017-11-27 23:51 | 日本風景 | Comments(0)

紅葉北辺図

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Nikon D850+Nikkor70~200mm

北の紅葉は今年は鮮やかだった
だが、その色を包む大気には、シベリア寒気団が潜んでいた。赤い色から温かみではなく、そこまで近づいた冬の歓声が聞こえてきた

D810より、さらに進化した画素数。ただその画素数を使い切るには、丁寧な撮影が求められる。三脚にしっかり固定し、ミラーアップして、レリーズを使いシャッターを切る。これはミラーがないGFXでも同じこと。しっかりした三脚と丁寧な撮影。これなくしては高画素カメラの撮影は難しい。GFXやD850での手持ち撮影は僕はしないつもりです。絶対にぶれないほど僕は上手ではない。5メートル近いプリントにしたときに、1ミリたちともぶれずに、手持ちで撮る自信はないです。もしそれが千載一遇のチャンスだったらなおさら丁寧に撮ります。ハイパフォーマンスになればなるほど、基礎にしっかり立ち使用する。カメラもバイクも同じです







by masabike | 2017-11-26 22:54 | 日本風景 | Comments(0)

荒ぶる瀬戸内

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FUJIFILM X-Pro2+FUJINON56mm

愛媛県 伊予長浜


昨日の瀬戸内海は、立っているのも大変な強風。珍しく、荒ぶる瀬戸内を見させていただきました







by masabike | 2017-11-25 08:03 | 日本風景 | Comments(0)

愛媛 大洲 如法寺

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FUJIFILM X-Pro2+FUJINON56mm





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FUJIFILM X-Pro2+FUJINON18mm


 昨日訪れた、大洲の如法寺。ちょうど紅葉も盛りで、お庭を見ていると心が落ち着きました
今日は座禅の会があるそうです

実は写真を撮るうえで、とても大事なことはテクではなく、気持ちです。忙しい時、戦場のような撮影の中でも、一瞬 呼吸を整え、静山の中にいるような、穏やかな心を作り、その場の気に逆らわず、流れに身と心を預けること。俺が撮ってやるという気持ちが、前に出ると撮るものを見失います。

どんなに上手にれても、気持ちがシンクロしていなければ、ただの画像で作品とは呼べないです。ましてや、欲が前に出すぎると、見苦しい作品になります。たとえそれがSNSで人気となろうが、世界的なメディアに乗ろうが、無心で見る人には見苦しく感じてしまいます

そうならないためにも、1秒でもよいので、心を整え落ち着いて撮るように心がけています




by masabike | 2017-11-25 07:59 | 日本風景 | Comments(0)