カテゴリ:写真アート( 208 )

江戸の琳派芸術

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FUJIFILM X-Pro2+35mm


昨日、東京 出光美術館で開催中の「江戸の琳派芸術」展見て勉強してきました。北海道から戻り疲れが抜けておりませんでしたが、テンションが高い状態で、まだ心が撮影モードになっているので、鉄は熱いうちに打てではないですが、心が熱いうちに打ってきました


間と色の使い方、大胆な構図、すべてが勉強でした


                               「夏秋草図屏風草...」の画像検索結果

今回のお気に入りは「夏秋草図屏風草稿  酒井抱一」 下絵ですが、逆に思い切り書いているオーラがすごいです。そしてこの作品は実は、大変なトリックがあります




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風神雷神図の裏側には「夏秋草図屏風」が書かれています。その下絵です。そして2つの作品の「間」のとり方がお互いに強く影響していると事が昨日わかりました





「夏秋草図屏風草稿」その線の繊細かつ力強さ、そして構図がほれぼれしました


そして閉館のブザーが鳴るまで眺めていたのがこちらです


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これでもかと、言うぐらい大胆な構図と色ずかい。そして、細かい素材の配列。感服です。まだまだ写真では、この色が出ません。まだまだ道は遠いいです



                       「青楓朱楓図屏風...」の画像検索結果






                     「青楓朱楓図屏風...」の画像検索結果

対になると上のような感じです。展覧会は11月まで開催なので、もう1回お勉強に行ってまいります











by masabike | 2017-10-15 09:42 | 写真アート | Comments(0)

読書の秋 やっぱり写真集

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FUJIFILM X30


秋はやはり読書ですが、個人的には読書も好きですが、観る写真集かアート系の本。好きな音楽、キースジャレットとか聞きながら、静かに美術書を眺め、自分に足りないいもの、目指すもの、あるいはつい忘れてしまったものなどいろいろ考えます

個人的に好きなのは 
セバスチャンサルガド      GENESIUS
メープルソープ         フラワー
廣田尚敬            魅惑の鉄道
ウィンストンリンス       スチーム スチル スターズ
図録              絵師対決
図録              琳派
NASA              FULL MOON
NASA              母なる地球
バージニアリーバートン     せいめいのれきし
リチャードアベドン       ウーマンインザミラー

などなどです

写真集や美術書を見ることで、先人たちの築き上げた視点、感覚、技そして自分の立ち位置を見ることが出来ます
よく最近では、「自分の作品が最高だから他人のは見ない」という方もいます。もちろんその意識はとても大事です。でも地図をみないで山に登ったり、旅に行くことはないと思います。アートの世界という地図をつくり、自分が今、どのような位置にいて、どこに行きたいか知る必要があります。闇クモに写真を撮っては無駄が多すぎます。前の記事で書いた、「3年間は「はい」と言いなさい」の園部さんも、料理人の世界でも、その型を学ぶことで、無駄なく自分の進むべきこと、なすことが効率よく出来ると書かれています。過去の作品を見ることはそれと同じことです。過去の作品を知り、さらに自分であれば、そこにこのような味付けをしたいと考え、それがいつの間にか、自分の世界観に変わっていくと思います


またSNS系から出てきたフォトグラファーに多いのが、お友達系の写真展しか見ないという方が多いです。それではあまりに世界が狭いです。そして基礎が無いです。過去のすぐれた作品や、同時代でもSNSやカメラ系サイトに出てこないフォトグラファーで素晴らしい作品の方たくさんいますし、個展の日本画 洋画 映画 たくさんあります。それらをたくさん見ることで肥やしが増えていきます。

先日、仕事がらみお会いした、美術館関係のプロデューサーが言った言葉です。「エフェクトをメインあるいは頼りすぎると、あっという間に過去のものになる。そのいい例が「2001年宇宙の旅」を今見ても、古さは感じない、だけど「マトリック」を今見ると、エフェクトの古さだけが目についてしまう」まさにそんな感じです。エフェクトやPSに頼らない、光と影と己の視点の作品に仕上げるためにも、過去の作品を見て基礎を作りあげることは大事です

人の書棚を見ると、その人の世界観がだいたいわかります

実はうちの本棚で少ないのはランドスケープ系の写真集です。ぞくにいうネイチャーフォトグラファーの写真集は数冊です。


その答えは、うちに来ていただければわかります 笑

今宵の布団で見る本は、震える日 柴田三雄さんの写真集です。北朝鮮のミサイル問題の時にこそ見る写真集です。キャプションも素晴らしいです。なんどもこのキャプション読み返しました。ではみなs何も良き秋の夜を


by masabike | 2017-09-24 22:12 | 写真アート | Comments(0)

会社に入ったら三年間は「はい」と答えなさい

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FUJIFILM X30

この1ヶ月読んでいる本がある。「会社に入ったら三年間は「はい」と答えなさい」である。花團治師匠のご縁でご紹介いただいた、園部貴弘氏の著書だ
。内容は難しくなく、とてもシンプルな、ビジネス書と言うか人生指南書だと言えばよいのだろうか。
でもよくありがちな成功するためへの、サクセスストーリーではなく。サラリーマンとして、あるいは仕事をする人間としての、在り方を書かれている。そして1センテンス読むたびにうなずいてしまうので、1ヶ月かかっても読み終わらない


園部さんは、サラーマンであるが、ご実家が京都で最も古いと言われている、料亭 「平八茶屋」の次男さん。
物心つかれた時から、厳しい料理人の世界を見てこられた。その体験とサラリーマンとしての視点を織り交ぜて書かれた本



料理人さんの世界も落語家さんの世界も、師匠から叱られても、「はい」以外は言えない。昔はカメラマンの世界もそうであり、メディア全体の現場がほぼそうだった。それがすべて良いとはメディアの場合は言えないが、「はい」という期間は修業期間。そこでたくさん辛いことはある。自分自身でも代理店の若造時代、見習いカメラマン時代。ほぼ口答えは出来なかった。出来ない理由の大きなことの一つは、自分の無知さ、経験不足。だからそれを指摘して怒られても、反論どころかグウ根も出ない。


つまらない写真を撮れば、「まさかこれ本番じゃないよね?」「どうしてテストでこんなに撮るの?」「銀の無駄ずかい(見習いのころはすべて銀塩フィルムだから)」
「どうしたらこんなに下手な写真が、たくさん撮れるのかな?」などなどたくさん言われました。でも言われた作品の多くは、どこかあとで冷静に考えると、直すべき点があったり、撮影の集中力が切れていたりしている。今みたいに「イイネ」が多いから、プロになってしまおうかな?なんてお子様みたいな考えが通用しない時代。

SNSの発達で、誰もが世界中に、自分の写真を見せることが出来る。そして新たなる才能の発掘や発見も昔よりはるかに多い。それはとても素晴らしいことで、賛成だと思う。ただ、プロになってはいけない人までも勘違いでプロを目指してしまう。

SNSだと「イイネ」やたくさんのほめ言葉をいただける。たまに、クレームも (笑)でも、ここで「イイネ」が多いから、即プロになるというのは、車での車庫入れが上手だからF1パイロットになりたいぐらいの勘違い。所詮、SNS等では、どんなに評判が良くても、SNSで写真を見るのは無料。プロになったら、お金をいただいて作品を買ってもらう、あるいは見せる。そこに金銭の授受という経済行為が出るのと、メディアや制作業界で働くことになる。そして業界にはいろいろな掟がある。写真家には写真界の、料理人さんには飲食業界、落語家さんには落語の世界の掟がある。それを学ぶためには3年は最低でもかかる。一人前になるためには掟、技術、立ち振る舞いを合わせて10年はかかる。そう考えると、最低でも3年間は「はい」と言い続けるのは当然だと思う


もし今、SNS等で、もしかしたら自分は、才能がある。いきなり写真家あるいはクリエーターデビューしようかな?と思っている方、ぜひこの本を読んで、3年間は、じっと耐えることも学んでいただきたい。耐えている間に基礎を学び続けることが、プロの世界で生き残る最低限の掟だと思う。基礎が無くしては未来はないと思ってほしい






by masabike | 2017-09-24 18:02 | 写真アート | Comments(0)

脱極彩色写真

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LUMIX GH5+LEICA12mm&Lモノクローム

フィルム全盛時代、モノクロームはしっかり写真文化の主流を担い、あるいはアマチュアたちの最初の取り組む世界であり、そして写真の基本を学ぶ大切な世界だった。デジタル化になり、何か知らないまに世の中の、ブームや流れ、あるいはスマホで見る、ネットで見る、瞬間的に見て印象にのこるということで、極彩色系写真あるいは、必要以上にレタッチした作品が、写真の王道的になってきてしまった。

でもそろそろそれも飽きられ、本来のあるべく道に戻ろうとしている気がする。その訳は昨日、あるメディアに呼ばれて、モノクロの写真特集をしたいと相談を持ちかけられた。そこはカメラ雑誌ではないとだけお伝えできる。エンドユーザーを対象とした、写真以外の流通業もモノクロームに注目しだしている

カメラメーカーもFUJIのACROS,LUMIXのLモノクローム、オリンパスもニコンも独特のモノクロームの世界を持っている。そして王道ライカにおいては、皆さんがご存知のようにモノクロ専用機がある。SNS、デジタル文化も少し落ち着くと、本流回帰が起きる気がする。何人かのキュレーターに聞くと、今の極彩色や異常な色彩写真は、たぶん100年ぐらいした後の美術史に「21世紀初頭、日本を中心とした、派手な色調の写真が流行った」の1行で終わる可能性が大とも言っていた

ただ僕はハデハデ写真は否定しない。なぜなら僕がまだ学生時代、多くの写真を志す学生が、トライXを使い、高感度素粒子現像などにはまっていた。いわば映像を楽しむ人が一度はかかる、ハシカみたいなもの。いかに通過儀礼のハシカから脱して、己の世界観を発見できるかが、そのあとの進歩の分かれ目だった

プロあるいはプロになりたい、あるいはしっかりした作品を残したいと考えるのならば、いまいちどモノクロームという基本にそろそろ立ち返り、色とは何か?影とは何か?光の明暗とは何か?それを考えるターニングポイントが、近づいてきたと感じる。ハイスペックなFUJI GFXやNikon D850があれば、より素晴らしいモノクロームの世界が楽しめると思う。写真とは光と影と時間が織りなす世界を、いかに自分の世界観で表現するものだと僕は思う。その基礎と、到達点がモノクロームだと思う




by masabike | 2017-09-09 18:50 | 写真アート | Comments(0)

淡い世界 脱ドンキ系 

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LUMIX GH5+LEICA 15mm 25mm Lモノクロームモード


LUMIX GX7MKⅡ+LEICA15mm 25mm Lモノクローム 

スマホの普及、インスタグラムの拡散でなぜか、「派手な写真、彩度の高い写真=いい作品」的な風潮が広がっていいるのが最近こわいです。ただじっくり狙った作品、飾っていて飽きない作品はいがいとモノクロームや淡い色調が多いです。目立つ作品ではなく、心にしみる作品 良いモノクロームで撮りたいです。LUMIXシリーズのLモノクロームや XシリーズのACROSやASTIA、これらを使いこなすことにより、目立つ作品から心に染み入る作品になると思います。単に目立つ作品は、目立てばよいと言うのが見え見えで、何か流行だけみたいな気がします。いわばドンキホーテの店頭商品、ドンキ系とでも言いたくなります。じっくりモノクロームやモノトーンを使いこなし撮影する。フィルムからデジになり、トーンのバリエーションも広がりました。そして今モノクロームも充実してきました。ぜひあなたもドンキ系から本物系へステップアップしてください







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FUJIFILM X-E2 X-T2 FUJINON18~55mm 16~55mm
ASTIA &ACROS ぜひとも脱ドンキ系で、じっくりしっとりの作品を!!



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Nikon D810A+Otus28mm 55mm


ニコンのモノクロームは超冷黒調 LUMIXともFUJIとも違う。どれが良いかではなく、どれが自分の表現方法にあうか?どれがコンセプトにうかを判断して使うことをお勧めします。しっかりしたコンセプトがあれば、脱ドンキ系は可能です。


いくらインスタグラムが流行っていても、美術館が収蔵している写真作品はモノクロが圧倒的に多いです。それは濃くと言うか深みのある諧調が素晴らしいのと、いまだにカラー写真は 絵具や染料の絵画の世界の色彩にはまだ及ばないからともキュレーターの間では言われています


現にいまだにアンセルアダムスやルシーフのモノクロームの作品は高価でありかつ人気です。それは見ていて飽きない、人を引きつける、心に染み入るからだと思います。デジタル処理で極彩色の写真も面白いです。でも色だけで驚かした作品は飽きが来るはずです。じっくり心にしみるご自身の写真を撮ってみませんか?インスタグラムやFace bookで評判にならなくても、世界でたった一人あなたが最高と思えばそれでよいのではないでしょうか?


脱ドンキ系宣言しませんか?



by masabike | 2017-08-21 18:54 | 写真アート | Comments(2)

アジール・フロッタン再生展

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FUJIFILM X-Pro2+FUJINON18mm


今日の夕方、家内のお勧めで、ル・コルビジュエが手掛けたアジール・フロッタン再生展に行きました。第1次大戦後、パリの難民を使用しなくなった、貨物船?を改造して難民収容施設にした展覧会です。その船のデザインを手がけたのがコルビジュエでした。今回はその時代背景や、その後のコルビジェの作品とのかかわりを示す展覧会とそのシンポジウムでした。船の中ですべてを自己完結にする発想は、そのごにユニテダビダシオンに生きてくるという説明は納得でした。
そう考えると、いまだに日本のデベロッパーは一つの建物で自己完結する街づくりができないのは、かなり遅れているというか、発想の転換が欲しい気もしました。やはりデベロッパーとは言うものの、スペースブローカーから脱却できない気がしました


今回巨大な模型の展示もありおもいしろいです

追申
シンポジウムがいきなりフランス語というのはドン引きしました






by masabike | 2017-08-04 22:54 | 写真アート | Comments(0)

佳人礼讃 ホテルオークラ

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FUJIFILM X30

本日は昼下がりの情事でした・・・・笑 というのもホテルオークラで開かれた毎年夏の恒例の美術展の今年のタイトルが「佳人礼讃」和洋の多くの美人画が集まりました。よりどりみどりの美人でした。
個人的にとてもはっとした美人は、キスリングの「スペインの女」 こんな人に見つめられたら、付いていってしまいます。そして見とれてしまい。作品名と作者を見るとやはりと言うのが。東郷青児の「ナース像」 藤田嗣治の「時計と蝋燭立のまえの少女」でした。でも今回一番食い入るように見たのが鏑木清方の「七夕」でした。女性の髪の妖艶さが、素晴らしく手でとかして見たくなるような作品でした
ぜひ夏のひと時アートでお過ごしください



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主催者ご挨拶は東京国立博物館の銭谷館長さんでした


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そして乾杯のご発声が、日本赤十字社 代表の近衛忠輝氏、品格の良さと威厳がある方でした。今回の美術展の収益は赤十字のチャリティーに回すそうです。とても良いと思います。やはりアートの収益を赤十字や自然や動物保護に回すのは良いことです。僕もタスマニアの写真展の収益は自然保護に回しました。カメラマンは自然と持ちつ持たれつ、恩返しをすることを忘れてなりません
自然や動物は喋れません、喋る代わりに小さなシグナルを出しますそれを感じとり、恩返しすることは自然を撮る写真家の義務です

ちなみに高校時代に現国の先生から、佳人とは最上級の美しい素晴らしい女性と習いました。そのランキングは
佳人 秀麗 美人 ……以下省略と習いました。



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そしてやはり花より団子? パーティーはオークラ名物のローストビーフ。今日はなぜか、普段甲殻類あまり食べませんが、今日は無性に食べたくなり、たらふくエビ退治しました。

展覧会は8月24日までです












by masabike | 2017-07-31 15:10 | 写真アート | Comments(0)

チーム 原宿と写真談義宴会




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FUJIFILM X30

昨晩は新宿で写真談義宴会でした。4月に写真展をしたワンダーフォト原宿の精鋭メンバー 笑 と新宿で熱いトークとなりました。1時間は沖縄料理、二次会は居酒屋さんで、今週またしても午前様の帰宅となりました





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昨日は植田正治さんと奈良原一高さんの作品、とくに王国と消失した時間で盛り上がりました。

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奈良原氏の名作です。あまりにも日常の中にある非凡な一瞬、まさにThis is Photographyです。今のSNS向け写真全盛の時代。もう一度、考えるべき分岐点に来ていると思います。昨晩20代、30代の人と話してとても痛感しました。そしてワンダーのスタッフの熱い写真の心もよくわかり、とても楽しくなり午前様の帰宅となりました

それにしても帰りの山手線、超ド混みと、倒れた酔っぱらいの介護で電車は遅延しまくりでした。通常15分で帰れる、新宿~板橋が50分かかりました 










by masabike | 2017-07-29 08:27 | 写真アート | Comments(0)

幽玄の時 FUJIFILM X Series より転載

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【和の「写心」 By Masaaki Aihara】

「幽玄の時」大阪府・池田市
FUJIFILM X-T2 + FUJINON XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
ISO6400 電子シャッター使用

学生時代に篠山紀信さんの薪能の作品を拝見した。それ以来、一度は薪能を撮影してみたいと思っていた。だが音の問題等で不可能だった。技術の進化は不可能なものを可能にしてくれる。デジタル+ミラーレス化による電子無音シャッターやISO高感度性能は写真表現に革命をもたらすと思う。

落語の作品でも従来は、羽織を着ている高座の写真が多かった。あるいは能楽や他の伝統芸でも、同じようなシーンや、主役の演者さんの写真のみで脇役やあるいは楽屋、舞台の袖の写真は関係者が撮影したもの以外はほとんどなかった。それは音が問題で撮影させてもらえなかったからだ。落語を例にとるならば、一般のメディア取材では、演者さんから「枕の間だけ撮影はOKですよ」と言われていたそうです。「枕」つまり本題に入る前の、さわりの部分。その時は落語家さんは羽織を着ている。そして羽織を脱ぐと、ここから本題という合図なので、そこで撮影は終了。つまり、さびの部分や下げの部分が撮影できない。

能楽であれば、どこどこの能楽堂で、この決めのシーンのみ撮影OKだと聞いた。だからいつも似た写真が多く、かつ主役以外の演者さんや鼓の人の写真などもほとんどない。つまり日本文化を海外に伝えようとしても、なかなか写真が少なかった。2020 TOKYOに向けて、いろいろなカメラメーカーがオリンピックを目指して躍起になっている。だがもうひとつ、クールジャパンの文化の発信というのも2020に向けて大事なことだと思う。Xシリーズ電子無音シャッター+高感度性能+FUJINONレンズ群は、われわれ日本人ですら見たことがなかった日本の伝統文化、芸能の奥深い一面を世界に向けて発信してくれると思う。写真が全アートの中で、唯一持っている記録性での力の発揮場所でもあると思う。夏休み、地方地方で、独特の盆踊りや夏祭りがあると思う、ぜひそれをXで記録して、世界に向けて発信しよう。意外とあなたのX作品が世界の注目の的になるかもしれない。

 
撮影協力 いけだ市民文化振興財団













by masabike | 2017-07-19 07:37 | 写真アート | Comments(0)

休みの午後の楽しみ その1

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FUJIFILM X30

朝から相変わらず、リホーム後のかたずけに追われていたが、休憩時間に久しぶりにレコードを聴いた。確か大学生の時にジャケ買いした、新井満さんの「月山」 森敦氏の月山を読まれて、即興で曲をつけたと言われている。そののびやかでシンプルなボーカルを久しぶりにレコードで楽しみました。やはりCDに比べると音が柔らかくて、ボーカルが気持ちよかったです。今度はのんびりと昼間に冷酒でも飲みながら聞いてみたいです







by masabike | 2017-07-17 18:21 | 写真アート | Comments(0)