2017年 09月 22日 ( 2 )

FUJIFILM Facebookより 晩夏の空


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【和の「写心」 By Masaaki Aihara】

「天空光芒図」滋賀県 信楽
FUJIFILM X-Pro2 + FUJINON XF18mmF2 R

 サラリーマン時代、まだフォトグラファーを夢見ていたころ、会社の窓から夏の昼下がりの東京の空を眺めながら、ランチをしていた。


きれいな入道雲が沸き立っていた。「こんなきれいな雲、見ているだけではもったいない。写真を撮らないと」その声で驚き、振り返ると会社のスタジオのボスTさんが立っていた。(当時僕は広告代理店に勤めていた。ただスタジオセクションではなく営業マンだった)
Tさんは「雲と波はいくらとっても正解も完成も終わりもないよ。」そうですね、という僕に「いつも俺はロケに行くと、時間があるとき空や波を撮っている、あとゴルフに行った時にも、ちょっといいなという雲があると、プレー中でも撮っている。波と雲は撮ればとるだけ自分のストックになるから、写真家になる貯金みたいなもの、たくさん撮っておけよ」といわれたが「すいません、会社にカメラ持ってきていないので」と言うとものすごく怒られた。カメラは常にフィルムを入れて持ち歩く。写真家になりたいのならそうしろと言われた。そして1枚でも多く、波と雲を撮れと!!




 今、僕はいつもXを持ち歩いている。X-Pro2の時もあれば、X-T2の時も、X30の時もある。どのXでも素晴らしい光と影を捉えてくれる。晩夏の午後、カフェの窓から空を見上げたら、夏の最後の光が、雲の間から降り注いでいた。XF18mmのFUJINONは空を撮るのにちょうど良い画角。光のラインが美しかったので、色よりもグラデーションで見せたくて、モノクロにした。そういえばオーストラリアをバイクで旅していた時も、いつも雲ばかり眺めていた。もしかしたら旅の印象は空の雲で変わるかもしれない。



これから秋晴れの美しい空が展開する季節。ぜひ美しい雲の色彩を、ベルビアで!アクロスで!狙ってみてください。ちなみに秋の空は、意外とアスティアのクールなブルーが僕は好きだ。そしてあなただけしか撮れない、秋の傑作が撮れたら、富士フイルムフォトコンテストにご応募ください。僕が審査させていただきます。あなたの心が感じる写心をお待ちしております。

 



by masabike | 2017-09-22 07:26 | 日本風景 | Comments(2)

富山 黒崎浜 FUJIFILM X Series Fcaebookより

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【和の「写心」 By Masaaki Aihara】

「大洋落日図」富山県 富山市 浜黒崎付近
FUJIFILM X-Pro2+ FUJINON XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR

旅に行くときは、いつもどのレンズを持って行くか迷う。特にバイクで行くときは、持って行ける機材が限りあるからだ。ラィディングの妨げにもならず、かつ自分の欲しい視点画角もすべて撮れるレンズと機材。

僕がバイク旅の時に選ぶのは、基本はX-Pro2+FUJINON XF18-135mm。旅で見た感じたものが、ほぼこのレンズ1本で撮れる。ただ場合によってはもう1~2本必要になるので、今回の富山の旅では、より広く大きな風景を撮るためと、海岸できれいな貝殻とかのアップがとれるようにと、Carl Zeiss Touit12mmとXF60mmをサブで持っていきました。バイクのヘルメットのシールドやゴーグル越しでも見やすいので、ボディーをT2ではなく光学レンジファインダーがあるPro2にした。そしてPro2はその雰囲気が、旅でのたたずまいがしっくりするので、選んでいる。カメラは撮るスペックだけではなく、持つ喜び、持つたたずまいが旅では大事になる。古い街並みや、見知らぬ土地での居酒屋さんに入った時、Pro2はその場の空気を乱さないと思う。

そういえば、その場の空気を乱さないと言えば、風景写真では人工物は風景の雰囲気を台無しにするからNGという意見が多い。それも一理あると思う。僕が撮影しているオーストラリアを中心とした風景作品でも、コンセプトが「地球のポートレイト 生まれたばかりの元気な地球の姿」なので、人工物は入れていない。だが時と場合によっては、人工物が風景の大きさや奥行きを出してくれることもある。これは日本画の世界でも同じこと。雪村や蕪村の作品でも、小さなお寺や橋が、作品の雄大さを引き立てている。僕も四万十川の雄大さを出すために、あえて鉄塔をいれて作品にしたことがある。今年は富士フイルムフォトコンテスト ネイチャー部門の審査員をさせていただきますが、今年から風景の中に人物や建造物が写っていても、主題が風景であればOKとなりました。雄大な風景を引き立てるために、点景としての人物 人工物をぜひ上手に取り込んでください。そんな時に、高倍率ズームXF18-135mmが旅での視点のバリエーションを生み出すはずです。ぜひ皆様の傑作とXFレンズでの旅での発見を期待しております。

 






by masabike | 2017-09-22 07:24 | 日本風景 | Comments(2)