2017年 08月 07日 ( 1 )

山口晴久氏 世界征服 個展 ? 

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FUJIFILM X-Pro2+FUJINON18mm


久しぶりに写真展らしい写真展を拝見した。シャッター押したらこんなの撮れてしまいました!とか、現場でうまく撮れなかったのでフォトショ頼みでした。ではない写真展。つまりコンセプト 哲学が心に存在するから、それを写真という表現手段で、一番ふさわしい形で具現化したもの。もしPSいじりまくるのであれば,山口氏が言うように絵を描いた方が良い。僕もそう思うし、ランドスケープフォトの中で言ったかもしれない


哲学 コンセプト 信念これを写真で表現出来たことを痛感した。そして写真展はコンセプトありきを表現してくれた



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山口氏は奈良在住のX Photographer。今回の個展は、カラーとモノクロ、鹿、巨木、風景、人物、奈良の日常の風景から氏が創りだした、彼岸の世界の風景。光を待ち呼びとらされた作品から、自分で光を作りあげた作品と、いたるところでその対比をうまくさりげなく作品の背後に忍ばせている。

普段、話をしていると、関西風の笑いを取る会話が多い。ただ一瞬にして静寂な岩石のような人格をにおわせる。やさしそうな眼の奥は、絶対に曲げない強い信念を感じる。この力があれば世界に通用する作品は撮れるはずだと思う。いやもうもしかしたら撮っているかもしれない。作品の素晴らしさもさることながら、プレゼン力も見事だった。カメラのこと、テクのことはほとんど言わない。地震の内面世界を1時間語りつづけた。久しぶりに聞き入るトークショウだった。そして久しぶりに強力なライバルの出現に、己の心を引き締め今の数千倍コンセントレーションして作品を作りあげねばと自分に言い聞かせた。

今朝会場で氏の記念写真を撮った時、この3日間で存在が大きくなったと感じた。山口晴久さん、ぜひ世界へ出て世界征服の作品を創りだしてください。出来るはずです。なぜなら僕はひょうきんな仮面の下に鬼を見ました。信念という鎧をまとった鬼をです。頑張ってください








by masabike | 2017-08-07 18:32 | 写真展 | Comments(0)