2017年 07月 11日 ( 1 )

プロの引き出し

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今日は、いつも撮影をさせていただいている、桂花團治師からのメールマガジンが届きました

その中の言葉がとても心にしみるのと、プロトして常に心掛けないとと肝に銘ずる言葉でした

以下、花團治師匠のメールマガジンからの引用です

「芸人にとってのアドリブというのは単に即興ということやない。
頭のなかにたくさんの引き出しを持って、
その場に応じた引き出しを的確に開ける能力。これをアドリブと言う。」

更に締めくくりとして

「アドリブとは備えのことなり」

と書かれていました。己の話芸と扇子と手ぬぐいだけで舞台の上で勝負する落語家さんたちは、噺の面白さと裏腹にその生き方は壮絶です


写真家にとっても同じこと、いろいろなジャンル、環境、メディアでの撮影はこのアドリブを増やしてくれます。風景しか撮りません。鉄道しか撮りません。スナップしか撮りません。そして写真以外は興味ないです。そうゆうプロはいつか引き出しの中身が空っぽで焦るときが来るはずです。僕も決して引き出しは多くありませんが、何度かはアドリブで助けてもらったことがあります



サラリーマンの時、3人目の上司の人から、ある新規クライアントさんのイベント立会いに行くとき「行ったら必ず仕事を離れても、自分の人生の引き出しになるようなキーパーソンを見つけて来い」と言われました。そして僕は引き出しになっていただけるような素晴らしい方と出会い、今でも仕事を離れて親しくしていただいております。そして多くの人生のアドリブをその方からもいただきました


年に何度か、ある企業の広告の仕事で海外ロケに行きます。撮影対象は、風景、人物、food,乗り物etcでした。でも昨年のニュージーランドロケの出発直前に「相原さん、アホウドリの海面を滑空する写真もお願いします」と言われ何とか撮りました。しかも当日の天候は大時化。木の葉のように揺れる船から、アホウドリを撮るためにX-T2で機銃掃射のように撮りまくりました。同行のライターさんは、重度の船酔いで4時間バケツの底しか見れませんでした。そんな中でも何とかものにしました。


シベリアのマンモスの時もそうです。マンモスのイメージ、図録用の骨格撮影、風景、人物などなどノンジャンルで1週間で、撮影項目は1000以上です(カット数ではないですよ。カットだと1.5TB撮りました)


だから僕は、プロフィールで「餃子からマンモスまで何でも撮ります。風景写真家ではありません」と書いています。多くの引き出し、とっさのときに自分の写真家人生を助けてくれます。引き出しはテクだけではなく、人脈、一般常識、語学、つまり人生のすべてです。


これからも写真家として生き残るために、バベルの塔のように無限の引き出しを作り続けると思います





by masabike | 2017-07-11 19:35 | 写真アート | Comments(0)