ライン川から一歩市内に入った通りにレストランやパブ(あっここではビアホールでした)がひしめき合う。肉やソーセージ料理の店だけではなくバルト海や黒海で取れた魚が売り物のシーフードレストランも多い。、東欧、中東料理の店も並ぶ。文化のルツボだ。昔ながらのガス灯の灯るビアホールに入る。牛のような巨大なゲルマン見族に囲まれると自分がロードオブザリングの主人公になった気分。遠慮しててはビールは手に入らない、厨房からできたてのビールをゲット。日本人か?とたまに年配の親父さんに尋ねられる。「そうですよ」と言うととてもブログではいえない変なほめ言葉と親愛の情を示してくれる。
ともかくビアホールにいると彼らの飲みかつ飲みまた飲み、そして喰う。ゲルマン民族のビール魂と大陸を押し渡っていく狩猟民族のバイタリティーを感じる。このエネルギーに農耕民族はかなわない。
以前ドイツ人のバイク乗りとオーストラリアの地の果てのようなパブで話したことを思い出した。「バイクツーリングでAからZまで移動するとき、JやKぐらいまではホンダやヤマハが早い。でもZ着いたときに必ずBMWドイツのバイクのほうが早く確実に着く。だから自分はドイツのバイクに乗る」と言われた。つまり島国サイズの距離は日本車のほうが速いが大陸の距離は偉大なゲルマン民族のバイクのほうが速いぞと彼は言いたかった。一部はうなずけるがでもドイツのバイクMOTO GP出ていないじゃない?と聞きたかった。
ライン川を眺めながら日本人がドイツのビールを飲み、首から日本のカメラにドイツのレンズをつけたカメラをぶら下げている。まさに日独合体と言う感じだ。よっていく目の隅を今日の光の残照がヨーロッパ大陸の彼方に去っていった
NikonF2 Nikor 28mm Zeiss 50mm ACROS
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