ブルーストリーム FUJIFILM X Series Face bookより

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【和の「写心」 By Masaaki Aihara】

「ブルーストリーム」北海道 根室半島
FUJIFILM GFX50S+FUJINON GF32-64mmF4 R LM WR
フィルムシミュレーション ASTIA/ソフト
Super Fine ISO4000

厳冬の根室半島。夕暮れ。あたりを青い時が包みだす。気温はマイナス10℃。気温が思いのほか下がらないが、風がすごい。はるかシベリアから、波状攻撃のよう重く冷たい風が押し寄せる、風の大群は時として三脚さえ吹き飛ばす。

僕は根室半島の湾に敷きつめられた氷原と原生林を狙っていた。氷の冷たさを出すためフィルムシミュレーションをASTIAにした。そして高解像力を狙いSuper Fine。ISOは100。氷を撮り初めて10分後ぐらい、まるでブルドーザーが100台ぐらい同時に動き出したような、地響きがした。すると目の前の氷は一気に割れ出して、沖合に流れ始めた。風か潮目が変わったのだろうか?氷は徐々に加速をつけ流れ始めた。まるで夜のとばりから逃れるような勢いだ。だがISO100でのシャッタースピードは1秒~2秒。これでは流れ出る氷の迫力が捉えられない。そこ僕は思いきってISOを4000まで上げてみた。通常のデイライトの撮影では、かなり画面にざらざら感が出てしまう。結果は1/60秒のシャッタースピードで撮影ができた。画面の状態はほとんど荒れていない。

超高解像力のGFXならば、ISO感度をUPしても、画像の荒れは限りなく少ない。荒れ狂う北辺の風と空気と光の臨場感を写しとめることができた。かつ氷の質感も。高感度=画質の荒れという図式は、過去のものになった。これならば写真展のメインとするような、3メートルぐらいのプリントに耐えられる。GFXの高解像力とフィルムシミュレーションそして高ISO感度による画像の荒れの少なさは、風景写真に新しいチャンスを生み出してくれると確信した。




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by masabike | 2018-02-07 19:21 | 日本風景 | Comments(0)
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