孤高の存在

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Nikon D5+Carl Zeiss 15mm


いつも北海道に行くと撮る木が何本かある。タスマニアでも同じだ。いつも同じ木を撮るが同じに撮れることはない。自然条件、自分の気持ちの掛け合わせで同じように撮れることはない。写真はカメラが撮るのではない。カメラを操作する人が撮る。突き詰めれば撮りたいと思う、人の心がとらせる行為に及ぶ。どんなに最高の機材、どんなに進化した機材でも、撮りたい気持ちが強くなければよい作品は撮れない。ネットやカメラ誌でのデーター比較や対決、一つのベンチマークにはなるが、データーがゴールではない。僕らはデーターを撮るのでは無く、カメラを使い撮りたいと思った、心の中に湧き上がるイメージを撮る。そこを忘れている人が多い感じがする。プロアマ関係なく、気持ちがあれば良い作品は撮れると思う、当然なければ、人に飽きられる写真しか撮れない。良い例が、お母さんが撮る、お子さんの写真。いつの時代もその心がこもった写真はプロでもかなわないことがほとんどだ





by masabike | 2017-11-21 07:36 | 日本風景 | Comments(0)
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