大洋落日図 富山

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富士フイルムx Series Face bookより転載です

大洋落日図 富山県 富山市 浜黒崎付近
FUJIFILM X-Pro2+ FUJINON XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR

旅に行くときは、いつもどのレンズを持って行くか迷う。特にバイクで行くときは、持って行ける機材が限りあるからだ。ラィディングの妨げにもならず、かつ自分の欲しい視点画角もすべて撮れるレンズと機材。

僕がバイク旅の時に選ぶのは、基本はX-Pro2+FUJINON XF18-135mm。旅で見た感じたものが、ほぼこのレンズ1本で撮れる。ただ場合によってはもう1~2本必要になるので、今回の富山の旅では、より広く大きな風景を撮るためと、海岸できれいな貝殻とかのアップがとれるようにと、Carl Zeiss Touit12mmとXF60mmをサブで持っていきました。バイクのヘルメットのシールドやゴーグル越しでも見やすいので、ボディーをT2ではなく光学レンジファインダーがあるPro2にした。そしてPro2はその雰囲気が、旅でのたたずまいがしっくりするので、選んでいる。カメラは撮るスペックだけではなく、持つ喜び、持つたたずまいが旅では大事になる。古い街並みや、見知らぬ土地での居酒屋さんに入った時、Pro2はその場の空気を乱さないと思う。

そういえば、その場の空気を乱さないと言えば、風景写真では人工物は風景の雰囲気を台無しにするからNGという意見が多い。それも一理あると思う。僕が撮影しているオーストラリアを中心とした風景作品でも、コンセプトが「地球のポートレイト 生まれたばかりの元気な地球の姿」なので、人工物は入れていない。だが時と場合によっては、人工物が風景の大きさや奥行きを出してくれることもある。これは日本画の世界でも同じこと。雪村や蕪村の作品でも、小さなお寺や橋が、作品の雄大さを引き立てている。僕も四万十川の雄大さを出すために、あえて鉄塔をいれて作品にしたことがある。今年は富士フイルムフォトコンテスト ネイチャー部門の審査員をさせていただきますが、今年から風景の中に人物や建造物が写っていても、主題が風景であればOKとなりました。雄大な風景を引き立てるために、点景としての人物 人工物をぜひ上手に取り込んでください。そんな時に、高倍率ズームXF18-135mmが旅での視点のバリエーションを生み出すはずです。ぜひ皆様の傑作とXFレンズでの旅での発見を期待しております。




by masabike | 2017-09-29 08:03 | 日本風景 | Comments(0)
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