FUJIFILM X series Facebook 6月21日より転載 

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「霧中紅白華図」長野県 八ヶ岳 原村付近
FUJIFILM X-T2 + XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
フィルムシミュレーション ASTIA/ソフト
電子シャッター使用

八ヶ岳山麓に咲く艶やかな花。初夏の季節、青空をバックに撮影したら、強烈な彩でインパクトのある作品になるだろう。ただ、それではインパクトはあるが、よくありがちな作品になってしまうかもしれない。

今回はとても細かい霧雨が降っていた。それをソフトフィルターとして使い、遠景の木を、空間を埋めるアクセントとして使った。そして花の密集感を出すためにあえて近寄らず、遠方より100-400mmのズームで約160mm付近を使い切り取ってみた。もちろんブレを少しでも防ぐために、シャッター振動の少ない電子シャッターを使用した。

風景を撮るとき、個人的には被写体に思い切り近づき、広角レンズでデフォルメし、力強さを出すか、あるいは100-300mmの望遠域で切り取り、シンプルにするかが好きだ。この2つを組み合わせることで写真展等でのメリハリを、色+構図で付けることが出来る。それにより作品の流れを、お客様に飽きずにご覧いただくことが出来る。「出来るだけ近づく、出来るだけ離れる」これが風景写真の、1つの方法だとも思う。実はこの言葉、子供のころから尊敬していたゴジラの生みの親 円谷英二監督の残された言葉。

出来るだけ近づく、そしてできるだけ離れる。Xシステムなら広角10mmから超望遠400mmまでカバーしているので、思いのままの遠近感そしてワーキングディタンスがとれる。でも最後に必要なのはファインダーで思い切り自分の心の風景を表現するための、あなたの心の勇気だと思います。ぜひ、梅雨の時期、雨を味方につけて良い作品をお撮り下さい。





by masabike | 2017-06-23 06:05 | 日本風景 | Comments(0)
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