FUJIFILM X series Face Book5月11日より

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【和の「写心」 By Masaaki Aihara】

「桃源郷色彩」 山梨県 勝沼付近
FUJIFILM X-Pro2 + FUJINON XF16mmF1.4R WR
フィルムシミュレーション Velvia/ビビッド

花を撮影するときマクロを使うが、意外とマクロ以外のレンズもよく使う。その訳は自分の視点ではマクロの世界観と合わない時があるから。僕は花を撮るとき、超望遠を使い、色のコラボレーションの美しさ、パターン化したの美しさを狙うか、超広角系で花の形のデフォルメ、あるいは深い被写界深度を使い背景との組み合わせのパンフォーカス的な狙いをする。前者ではXF50-140mmの140mmあたり、あるいはXF100-400mmの200~400mmを使い、デザイン的なパターンとして撮る。これは富山のチューリップ畑などでよく使う構図だ。そして後者ではほぼXF16mm一本勝負です。最短撮影距離がレンズ先端より数センチのため、かなり近くまで寄れて、かつ少しデフォルメできるので、背景に対してかなり花が誇張されます。今回は絞りをf5.6で撮影しています。バックを若干ボカしながらも、広角ならではの画角を生かして、後ろにも桃の花が広がっていることが表現できます。

花=マクロという定番から少し違う選択することで自分なりの世界観を表現できます。これは外のジャンルの撮影でも当てはまります。十数年前「Provia 400F」の撮影で、マウンテンバイクのジャンプシーンを撮ったとき、超広角XF14mmを地面に寝そべって構えて、自分の顔の前をジャンプしていくマウンテンバイクを撮影しました。スポーツフォト=300mm/2.8という図式を完全に逆手に取りました。
Xシステムは超広角10mm~400mmまで揃っています。そしてコンバージョンレンズも。このシステムの広がりの中から、必ずやあなただけの世界観を捉えてくれるFUJINONレンズが見つかるはずです。ぜひあなただけの1本を見つけてください。
えっ?僕にとっての1本ですか?難しい質問です。人類にとって、水と空気とどちらが必要ですか?に近い質問です。でも僕の今の作品制作でお気に入りの1本はXF16mmF1.4です。最近のメイン作品はこれで撮っています。いつでもX-T2に装着しています。もう離れられない恋人みたいなレンズです。ぜひ皆さんの1本を見つけてください。見つけた先には素晴らしい作品が待っているはずです。





by masabike | 2017-05-24 10:38 | 日本風景 | Comments(0)
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