美空ひばり


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3月に大阪のテクニクスの試聴室で、美空ひばりさんのジャズのCDを聞かせていただいた。オーディオも素晴らしかったが、何よりも美空ひばりさんのジャズをきちんと向き合って聞かしていただいたのは初めてだった。「川の流れに」も素晴らしかったが、このジャズを聴いた時も、石川さゆりさんと同じように鳥肌ものだった。
子供のころ、紅白に出ている、ひばりさんをテレビで見て、母に「なんでこんなおばさんが人気あるの?百恵ちゃんの方が良いのに」と言ったことを覚えている


引っ越しが落ち着いて、久しぶりに我が家でオーディオを聞くとき迷わず買った、第1弾のCDがひばりさんだった。家で聞いても鳥肌ものだった。今現役のシンガーで30年後に生き残り、歌が語り継がれる人は何人いるだろう?それは写真家とて同じことですが。そしてやっと自分もひばりさんが理解できる歳になったのかなと、思ってしまった





by masabike | 2017-05-11 15:22 | 写真アート | Comments(4)
Commented by ソラヲ at 2017-05-11 18:46 x
今みたいにインターネットなんておろか、テレビさえも当たり前のように一家に1台では無い時代において、
日本中の人がその名前を知って歌を聴いていたんですもんね。
「本物」とはそういうことなのかもしれません。
浜崎あゆみや安室奈美恵がどんなに「歌姫」であっても、美空ひばりの足下にも及ばないと思います。
Commented by masabike at 2017-05-13 06:38
ソラヲさんへ
 御意です。トラックのエフェクトやミックスダウンではなく、マイク1本なま歌勝負の、気迫と歌声はまさに歌姫です。最近は「歌姫」は安売りされてます
Commented by Hirarin at 2017-05-13 10:31 x
私も美空ひばりのジャズを聴いたとき鳥肌たちました
テレビでしたけど
最近では演歌の方のポップスに感動してます
Commented by masabike at 2017-05-13 12:10
Hirarinさんへ
鳥肌ものよくわかります。演歌の方はやはり歌唱力勝負の世界なので、上手にこなすのでしょうか? 現代のJ-POP系の皆さんが30年後どれだけ語り継がれているか・・・・
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