FUJIFILM X series face bookより 色彩流水図

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【和の「写心」 By Masaaki Aihara】

「色彩流水図」 北海道 阿寒湖付近
FUJIFILM X-T2 + FUJINON XF100-400mmF4.5-5.6 R LM OIS WR
フィルムシミュレーション Velvia/ビビッド

写真をやっていると、いつも思うことは「どうしたら他人と違うアングルや視点で撮れるか」です。しゃがんで撮ったり、足元の小さな自然や路地裏にある誰もが見過ごしてしまうお店の看板を見つけたり、好奇心との追いかけっこです。昔、浅井慎平さんが出された名著に「カメラはスポーツだ」という本があります。いかに好奇心とフットワークで撮るかというような内容です。でも自分でもそうですが、いかにフットワークを使っても好奇心を使っても撮れない場合があります。風景写真で撮影ポジションが限られて、イメージしてもその視点ではレンズが無くて撮れない。特に超広角や、超望遠の世界です。XシリーズのXFレンズ群は広角10mmから超望遠400mmまでをカバーしています。特に超望遠ズームはフルサイズに比べて軽量コンパクト、価格もコンパクトです。そしてレンズが軽い小さいということは三脚もコンパクトにできるので、フットワークが生かせます。でも何よりも400mm(フルサイズ換算600mm相当)は今までなかなかアマチュアでも手が出せなかった領域。それをこのレンズは機動性も価格も手が届くところに持ってきました。

紅葉真っ盛りの阿寒湖近くの橋。下は色の競演と、きれいな渓流の飛沫。しかも岩の上には野鳥が羽を休めている。いかに無駄な枝葉を切り取り、水しぶき、紅葉、水鳥この3つのモチーフに絞るかが作品の要。まわりには多くのアマチュア写真家の方がいらっしゃいました。多くの方がフルサイズの70-200mmクラスのレンズを構え、そして、あちらこちらから「もう少し望遠が欲しい」「うまく切り取れない、レンズの長さが足りない」と言葉が聞こえてきました。僕はX-T2のEVFで被写体の色のバランスを注意し、自分の心の中でイメージした通りに渓谷を切り取り、色を捕まえ、そして見事野鳥もおさえることが出来ました。自分の心の中で思った、画角と色、それをこの渓谷の水の流れのようにスムーズに行える、これがXF100-400mmであり、X-T2のポテンシャルです。他人と違う視点、そして思った通りの色が、撮って出しで撮れるのがXシリーズの強みです。まだ紅葉前線は南下中です。ぜひXとXFレンズであなたしか撮れない2016年の秋の色に挑戦してください。

 




by masabike | 2016-11-09 18:10 | 日本風景 | Comments(2)
Commented by K.Yamada at 2016-11-09 20:55 x
>「どうしたら他人と違うアングルや視点で撮れるか」
不肖、私も心がけていますが、結果は、悲しいかな「独りよがり」に終わっています。
浅井慎平さんの「カメラはスポーツだ」という本、早速、アマゾンで取り寄せて、勉強してみます。
Commented by masabike at 2016-11-11 08:50
Yamadaさんへ
浅井さんの本、超おすすめです
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