FUJIFILM X Series Face book 11月2日より転載

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【和の「写心」 By Masaaki Aihara】

『最後の一瞬』
FUJIFILM X-Pro2 + FUJINON XF10-24mmF4 R OIS
フィルムシミュレーション Velvia/ビビッド

北海道に来ると必ず立ち寄るオンネトー。学生時代からここが大好きだった。昔は北海道周遊券で国鉄(当時はまだJRはなかったです)を使い旅して撮影していた。機材は人力移動なので、35mm、中判カメラ等、どの機材を持って行くか迷った。今はXシリーズになり、フルサイズ3600万画素と同等の画質で軽量化され、ロケはだいぶ楽になった。それでも家にあるXFレンズすべて持っては現場で山歩きはできないので、機材は毎回どれを持って行くか悩む。今回の北海道のロケの布陣はこんな感じだ。
X-Pro2、X-T2 + 縦位置グリップ、XF10-24mm、XF16-55mm、XF50-140mm XF100-400mm。以上がズームレンズ。これが撮影のベーシックラインとなる。
そして、決め打ちで創りこむときは単体レンズ。
XF16mm 、XF23mmF1.4 、XF35mmF1.4 、XF56mm 、Zeiss Touit50M。
合計9本のレンズで自分の世界観を作りこむ。

特に北海道やオーストラリアに旅すると、XF10-24mmの出番が増える。やはり広い大地はがっちり広角でダイナミックに撮りたい。そして単焦点レンズのお気に入りXF16mmも出番が多いが、やはりベーシックな撮影シークエンスは、風景の場合4本のズームレンズに集約している。なぜならば風景撮影で一番怖いのは、被写体から眼を離す時間だ。だからレンズ交換の時間が一番怖い(フィルムの時はフィルム交換が最大の恐怖だった)。今回も刻々と変わる山の色。湖の色。レンズ交換は決定的瞬間を逃すかもしれない。撮影現場の布陣はX-Pro2 + XF10-24mm、X-T2 + XF50-140mm。XF10-24mmで大きな風景の全体の変化を押さえ、XF50-140mmで湖の畔に生える木々の映り込みの変化を狙う布陣だ。夕方、昼間の強風がうそみたいにとまった。その時、示し合わせたように山々の色が変わる。夕日を受けた湖面がレフ板の役目をして、畔に生える紅葉の木々を浮かび上がらせてくれた。それをXならではの広い階調性能が余すところなく捕獲した。撮影が終わり、モニターで画像チェックをしたとき笑顔がこぼれそうだった。そして画面に出た色はまさにFUJIFILMでしか再現できない色だった。撮って出しで再現できたのが今日の作品、個人的にはテクニック的な難易度は高くない作品だ。なぜならばXとFUJINONレンズとあと少しだけ、大地の神様からのプレゼントがあれば、あなたでも撮ることが出来るからだ。ぜひ秋の色と光をXで狙ってください。

 



by masabike | 2016-11-04 08:03 | 日本風景 | Comments(0)
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