FUJIFILM X series Face book 10月19日より

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【和の「写心」By Masaaki Aihara】

「巨魁雲竜図」北海道 羊蹄山周辺
FUJIFILM X-Pro2 + FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR
フィルムシミュレーション ACROS

秋の紅葉シーズン、春の桜と並んで絶好の撮影シーズン。紅葉前線を追いかけて日本中旅する写真家も多い。秋空に広がる色とりどりの紅葉を誰しも撮りたい。もちろん僕もそうです。そんな紅葉撮影を札幌のカメラ店さんとコラボでニセコの紅葉撮影ワークショップを開催した。ところが当日は、晴れの特異日のはずなのにお天気は荒天。紅葉の色もかすむ。羊蹄山がそびえる撮影ポイントに来たとき、多くの参加者が「せっかく来たのに青空がない、山が上まで見えない」と嘆かれていました。

でもちょっと待ってください、風景写真は大自然が被写体。司るのはこの地球の気持ち。だったらその荒天を味方につけて撮るのも楽しみのうち。雲一つない快晴の空に、そびえる羊蹄山。綺麗な写真だけど、誰でもいつでも撮れる写真。撮影に行った2016年10月10日に、撮り手のあなたしか撮れない作品が一番の思い出になり、その人の気持ちが出ると思う。

僕は参加者の皆さんに「フィルムシミュレーションをASTIAかモノクロのACROSにして、羊蹄山の上に渦巻く、龍のごとき雲を撮りましょう」と勧め、まず2~3枚作例を撮り、お客様にお見せした。すると全員に「あれ~、晴れているときよりも迫力!面白い!」と言っていただいた。そう風景写真の醍醐味は、どんな状況でも味方につけ、災い転じて福となすことにある。

オリンピックで水泳の選手団が「(北島)康介さんを手ぶらで返せない」「福原選手を手ぶらで返せない」と言って団体戦で頑張りメダルを取ったのと同じように、写真家も光のハンターでありアスリートなので、手ぶらで帰れない。ロケに出て手ぶらで帰るハンターや漁師は生きていけない。ぜひ紅葉シーズン、もし天気が悪かったら、何をどう撮るかオプションを2~3考えておくこと。Xシリーズのフィルムシミュレーションは、あなたの心のイメージづくりのお手伝いをしてくれる。これはコンテストやコンペで勝つ、ランドスケープフォトの極意(笑)

追伸 ちなみに今回のモノクロは荒れる雲のシャドーをしめるので、カメラ設定をシャドー+4、ハイライト-2にしています。細かいセッティングをすることで現場の臨場感をJPEGで伝えられます。





by masabike | 2016-10-21 07:33 | 日本風景 | Comments(0)
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