X series face book20160601より


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【和の「写心」 By Masaaki Aihara】

「静寂」 静岡県佐久間町 付近
FUJIFILM X-E2 + FUJINON XF23mmF1.4 R
フィルムシミュレーション モノクロ+Rフィルター

気軽な旅に行くとき、どんなカメラにするか迷うときがある。というかいつも迷う。コンパクトにX100Sで行くか、あるいは、いざという時を考えてX-T1フル装備でレンズ3~4本持ちガチンコで行くか。もしくはX-Pro2に16mm、35mm、60mmマクロで、スナップ&フードフォト&風景対応で行くか...

初夏の週末に迷って出した答えは、X-E2に23mm、55-200mmの組み合わせ。旅のスタイルはバイクで、日本列島の割れ目・中央構造線から天竜川の源流や大井川の奥を旅する、1日700kmツーリング。風景や、新緑の葉の切り取りを考えるとこの組み合わせになった。X-E2はX-T1やX-Pro2の陰に隠れて最近地味な存在になったが、その画質は天下一品。なによりもレンズ交換式のXではコンパクトな存在。積載スペースが小さいバイクで、しかも山の中のワインディングロードを走り回るとき、機材はより小さく軽くしたい。それで出した答えがこの組み合わせ。
高遠から中央構造線に沿い南下。分杭峠、しらびそ高原、兵越峠と山また山を走り、天竜川の山奥まで来たとき、霧で林道が覆われた。それまで見ていた普通の山林が墨絵の世界に変わっていく。僕はX-E2に23mmをセットし、カスタム設定のモノクロを呼び出し撮影。霧はわずか数分で、過ぎ去り日常の山林に舞い戻ってしまった。

内田ユキオさんのFacebook連載でもよく言われていることだけど、自分の撮影するカスタム設定をしておくとこんな、とっさの時に便利だ。写真は時間との追いかけっこ。同じ光は二度と来ない。だからとっさに撮れるために、自分好みのカスタム設定はとても大事。ちなみに僕はX-E2ではカスタム1にモノクロ、2にベルビア、3にアスティア、4にプロネガHiを割り当てている。細かい設定? 内緒です(笑)企業秘密・・・ではなく、ここであえて言うよりも、ご自身の撮影の絵の好みを自分で探し当てることも大事です。

今回はコンパクトなX-E2とカスタム設定の組み合わせで、とっさの風景に対応できた。自転車、バイク、あるいはウォーキングではコンパクトなボディと軽量なレンズ群。これに勝るものはない。普通の旅と異なる機動力をいかすのも、良い光、よい瞬間との出会いの方法。この日、東京に戻ったのは夜遅く。バイクのトリップメーターは700kmを超えていた。そして16GBのカードはほぼ一杯。お気楽旅としては少し、頑張りすぎたけど、夜に家のモニターで写真を見るときの疲れが心地よかった。コンパクトでも最高の画質が撮れるXのいろいろな組み合わせ、皆さんだったらどう組み合わせますか?







by masabike | 2016-06-01 22:00 | 日本風景 | Comments(0)
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