アースレイト ミュゼふくおかカメラ館 Double Portrait ご挨拶より


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PENTAX67+SMC165mm+Velvia50






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PENTAX645NⅡ+200mm+velvia50

アースレイト 地球のポートレイト


1988年、オーストラリア・ギブソンデザート。小高い丘の上でキャンプをしていた。一番近い村でさえ250km、地平線の彼方だ。

夕暮れ時、自分のキャンプの左手に太陽が沈み、右手から月が昇る。そして夜が訪れ、眠りにつく。深夜寝返りを打ち目が覚めると早くも、キャンプ地平線右手の上が薄紫になっていた。そして紫、赤、オレンジ、黄色と朝のドラマが始まり太陽がやってくる。同時に反対側は月が沈もうとしていた。

僕は唖然とした。地球は生きている。46億年生きている一つの生命体であることをその時感じた。学校では地球は自転して太陽の周りをまわっていますよと誰しもが教わる。だがそれを見たことがあるのは宇宙飛行士ぐらいで、誰も生身で体験したことはない。だが自分の左手に沈んだ太陽が、一晩眠りについている間に、自分の下を巡り再び反対方向から出るのを、目の当たりにした時、まさに地球は生きていると体感した。そして僕が撮るのは、単なる風景写真ではなくこの46億年生きている生命体地球の、笑ったり、泣いたり、怒ったり、はにかんだりする地球の表情だと心に決めた。それが地球のポートレイト=アースレイト。

撮影地オーストラリアは4億年の大陸、日本の約24倍の広さ。しかも地球上で一番古い大陸。言い換えれば、生まれたばかりの元気な地球の姿がここに一番残っていると思う。多くの作品は無名の大地で撮影している。有名であるとか、世界遺産であるとかそのようなことは関係ない。いかに地球と自分がシンクロ出来るか、あるいはシンクロ出来たかで撮影地と作品を選んでいる。つまりほとんどの作品がこの母なる地球に撮らせていただいたもの。砂漠、熱帯雨林、奇岩、雪山、地球上に存在するすべてのものをここにそろえました。どうぞ46億歳の生命体の表情を感じ、地球と話をしながらご覧ください。








11月8日 ミュゼふくおか ニコンフェロー 後藤哲朗氏とのスライドトークショウ
12月12日 桂花團治師匠をお呼びしての、落語の世界 スライドトークショウとFUJIFILM Xシリーズイベント
12月13日 富士フイルム Xシリーズを使用しての撮影セミナー
12月19日 Zeiss Otus 55/85mmを使用しての撮影セミナー
以上お問い合わせはミュゼふくおかカメラ館までよろしくお願いいたします。月曜日は閉館です


11月14日東京・中野フジヤカメラさんにてFUJIFILM Xセミナー開催いたします







by masabike | 2015-11-12 18:55 | 写真展 | Comments(0)
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