20年目の結論と次なる歩み Double Portrait写真展より

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Carl Zeiss Otus 55mmf1.4+Nikon D800E


今回の展示最終展示室の作品です
写真はプリントで勝負をした作品です.Power of Photography

作品コンセプト

Katachi

今回の写真展の最終展示室に、写真家生活20周年の節目に、もう一度撮影の原点に戻る作品を展示いたしました。写真撮影の原点は、標準レンズでモノクロームの撮影です。これは世界中の写真学校の基礎カリキュラムで今も変わりません。絵画で言えば、木炭デッサンであり、スケートに例えるならば規定演技です。写真家として基礎力が試されます。昨今、デジタル全盛となり、写真があまりにもお気軽すぎて、基礎と言うのが、蔑ろにされていると感じ、そのアンチテーゼとしても制作いたしました。

 そして使用機材はドイツ・カールツァイス社が世界に誇る標準レンズOtus55mm/F1.4。その描写力は神の眼と言われるぐらい、被写体の本質を見抜くと同時に、写真家が何を見ているかを鮮明に浮き出します。さらにその鋭く繊細な光の表現力をNikon D800E3600万画素で余すところなく、捉えました。撮影はフィルムの8×10で撮影するがごとく、神経を使い、1カット1カット、モニターで映し出された映像を大型カメラで撮影する時に使う、ルーペでピントを確認しながら行いました。Otus55mmは写真家にとり、己の哲学を表現できるレンズです。その反面、手を抜いたら手を抜いたこと、己の撮影の粗雑さも表わしてしまう、両刃のレンズです。

この2つを持って、植物という地球上で最も長い生命体の一つであり、地球が自ら作り出した作品。そのKatachiの美しさをシンプルにお見せするコンセプトです。名も無い木々や草、そしてかって木であった岩をモチーフに、そのものが持つオーラとシンプルでかつ繊細なKatachiを感じていただければと思います。  

そして、さらに踏み込んでいえば、それぞれの木を、僕のイメージの中では擬人化してとらえています。1つの木が一つの生命体、いえひとりの人間として見ていただければと思います。今回の写真展タイトル「Double Portrait地球と人間の表情」を最終展示室で、ダブルからシングルとして合体させたものを、イメージして制作しました。人も地球もリンクしあう同じ生命体として感じていただければと思います。

最後に、この5枚の作品群が、写真家生活の20年の答えでもあり、次の2030年への新たな課題の扉を開けるカギだと思ってください。そしてKatachiあるものはいつか滅びます。滅び去る前に、僕自身の、そして皆様の、さらに皆様の次の世代、さらにまたその次の世代、未来まで語りつなげる作品に地球のポートレイトに昇華させたいと思います。

撮影制作協賛 

カールツァイス株式会社

カンタス航空

相原正明イベント

11月7日~1月11日 ミュゼふくおかカメラ館 で写真展開催
11月7日 ミュゼふくおかトークショウ
11月8日 ミュゼふくおか ニコンフェロー 後藤哲朗氏とのスライドトークショウ
12月12日 桂花團治師匠をお呼びしての、落語の世界 スライドトークショウとFUJIFILM Xシリーズイベント
12月13日 富士フイルム Xシリーズを使用しての撮影セミナー
12月19日 Zeiss Otus 55/85mmを使用しての撮影セミナー
以上お問い合わせはミュゼふくおかカメラ館までよろしくお願いいたします。月曜日は閉館です


11月14日東京・中野フジヤカメラさんにてFUJIFILM Xセミナー開催いたします








by masabike | 2015-11-08 07:49 | 写真展 | Comments(0)
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