凍湖白鳥図 by New FUJINON16~55mm

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 北海道・屈斜路湖

FUJIFILM X-T1 + FUJINON XF16-55mm/2.8
フィルムシミュレーション Velvia/ビビッド
JPEG撮って出し

マイナス15度近い夕暮れの屈斜路湖。粉雪が舞う。ファインダーを覗くと凍てつくカメラに顔の髭がへばりつく。それほどの寒さでもNew FUJINON XF16-55mmの防塵防滴性能は音を挙げず、カメラもこの寒さでよい仕事をしてくれる。過酷な条件の時ほどよい写真が撮れる。これがランドスケープ写真の掟だ。

夕暮れの微妙なトーンをXF16-55mmは見事に捕まえ、それをカメラのエンジンシステムが見事に再現してくれる。アンダー部の氷の表情からハイライト部の日没後の空の階調まで、JPEG撮って出しで見事に再現してくれている。更に夕方の微妙な光になると、開放値f2.8のXF16-55mmは真価を発揮する。今回みたいに風景の中に動態の被写体が参加すると、明るい開放値は強い武器になる。ISO感度を上げずとも速いシャッタースピードで撮れるからだ。敢えて手ブレ補正機能を排除したレンズ性能は、画質最優先の設計。手前の氷の質感を見ていただければ一目瞭然。

ここまできりりとした絵が撮れると、単体レンズの存在意義はと考えてしまう。もしかするとNew FUJINON XF16-55mmの最大のライバルは、外ではなく内にいるかもしれない。単焦点XFレンズの18mm、23mm、35mm、56mmが、このレンズの最大のライバルと直感した。うれしい悩みが頭の中を駆け巡りながらの撮影だった。

 
Photography by Masaaki Aihara
http://fujifilm-x.com/photographers/ja/masaaki_aihara_07/


http://aiharap.exblog.jp/


by masabike | 2015-02-19 07:34 | 日本風景 | Comments(0)
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