読書の秋 その1 上橋菜穂子さん 「精霊の守り人」

読書の秋 その1 上橋菜穂子さん 「精霊の守り人」_f0050534_11055095.jpg

先月、お仕事先の方より上橋菜穂子さんのエッセイ「物語ること 生きること」を頂戴しまして拝読いたしました。まったく不勉強で以前は上橋さんのお名前は存じ上げませんでした。エッセイを読み進むうちに、おこがましいですが自分とのいろいろな共通点を見出しました。子供のころの病弱なこと、自分の世界観、オーストラリアの体験。とくに上橋さんが僕が西オーストラリアにワイルドフラワーを撮影に行く奥地のミンガニューで働いていたのは驚きでした。あんな荒野で日本から行って働いているのかと、驚愕でした。読み終えるころには、上橋菜穂子ワールドにどっぷりはまりまして、そのまま本屋に行き「守り人」シリーズを3冊購入し、1冊めの「精霊の守り人」を一気に読みました。最近こんなに夢中になれたのは宮部みゆきさんの「英雄の書」や百田尚樹さん「海賊と呼ばれた男」以来です。

でも悲しいのが、これだけ面白い日本の「指輪物語」ですが、物語なのでいつかは終わりがあることです。自分のイメージの中で成長し活躍する主人公にも、いつか終わりが来ることが今からとても悲しいです。いま多くの子供たちや若い人たちがタブレット等のゲームはまっています。でも頭の中、心の中で想像し自分ありの主人公を作り上げていないです。ぜひこのような長編のファンタジーアドベンチャーを読んでいただきたいです。そして読み終えて、いつの日か本当にこの島国から出て行き、あるいは国内でも良いです。本当の自分の人生のアドベンチャーに挑んでもらいたいです。ゲームだけでは本当のアドベンチャーになれないです。RPGゲームに熱中するのもわかります。こころの奥底に「いつか冒険がしたい、旅をしたい」という願望をみんな持ち合わせていると思います。それを実現するには「冒険の扉」を開けることです。パリダカの創設者ティエリーサビーネもパリダカは「僕は冒険の扉を指し示すだけ、その扉を開けるの君だ」と言っていることです。そしてその冒険の扉を開けるキーの一つが読書であると感じます。晩秋ですが、読書の秋に上橋菜穂子さんお勧めです







30000人の写真展facebookです


富士フイルムさんのX シリーズフェイスブックで和の写心 (毎週水曜日更新)を連載中。「イイネ」押してくださいね


応援クリックお願いいたします!



by masabike | 2014-11-09 11:23 | Comments(0)
<< 今は思い出 グリコの看板 by... 物体Xその正体は? >>