FUJIFILM XT1+56mm
夏の祇園は、気を失いそうなぐらい暑かったです。でも路地路地の暖簾やちょっとしたところに風情がありとてもうれしく、ほっとして、一瞬暑さも飛びました。でも涼むのを兼ねてある古美術商のお店に入りました。家内がいろいろと古美術見ています。彼女は学生時代、学芸員の研修でだいぶ京都に来たのでこうゆう方面は詳しいです。しばらく見て汗も引いたのでお店を失礼いたしました。すると彼女が「ねえねえ、お店の奥から聞こえた会話聞いた?」「??」「聞こえなかったんだ?びっくりしたよ。こんな会話」と説明してくれたのは、お店の店主さんとおなじみさんとの会話です
おなじみさん「XXXさんのお店は最近は始めたのに、老舗づらしていやね」
お店の主「そうですか?、あそこはいつから商いしてるんでしたっけ?」
おなじみさん「だってまだ享保の時に始めたばっかりなのに」
お店の人「それはそれは」
もうびっくり!享保・・いつ享保の改革が1716~1745の間だから、それぐらいに創業・・でももう300年以上。充分老舗だと思うですが。
ちなみにうちの徳島の親戚で近所の人が回覧板を持ってきたとき
「ご近所の人が回覧板おいて行ったよ」と僕が言うと、親せきが「でもあの人最近ここらに引っ越してきたんだよね」「最近っていつ?」「長宗我部におわれて引っ越してきたんだよ」「長宗我部??戦国時代??」こんな会話もありました