北井一夫 写真展 

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 昨日、東京都写真美術館に北井一夫さんの写真展を拝見しに行ってきた。久しぶりにワクワクドキドキの写真展。高校~大学生のころものすごく憧れの写真家。第1回木村伊兵衛賞受賞者でもある。1970年代後半からアサヒカメラに「村へ」と言う作品の連載をしていた。どこにでも当時ある日本の田舎の日常を追ったもの。今では限界集落になってしまったところもおおいと思う。

連載の中で印象深かったのが、「オンドル小屋」「マタギ」だった。今回の写真展一言言って、この1年で見た一番素晴らしい写真展だった。特に今回写真展でオリジナルプリント拝見してわかったのが、「村へ」の作品がアサカメ連載ものよりも、意外とプリントが柔らかく諧調がきれいだったこと。でも作品拝見しながら感じたのは日常を撮りながらものすごき力図よい作品だということ。それは他の作品にも感じた。特に日大闘争を、日芸のバリケードなかから撮影した作品、三里塚の作品、まさにエネルギーが映像として凝固した感じだ。まさにプロの写真家のプロとしてのアイデンティテーを感じた。感性だけでなく、体とエネルギーを思い切りぶつけてとっている。いまの日本の20代の写真家が失ってしまった、何かがある。野獣が捕獲した一瞬の光と時間を感じた。

特に日大闘争の作品は、僕の母校 日大法学部か1978年たぶん最後の大学紛争でロックアウト、大学&警察&学生連合&他大学のアルバイトガードマンと4つ巴の紛争だったので、北井さんのカメラアイがよくわかる。1960年代後半~70年代、成田空港、大阪万博、東京ディズニーランドと大きな開発があり、それとともに失った多くの日本のもの、変わった心をこの作品展を通して目の当たりに見せられた。

ぜひお勧めの写真展です。ゆるい系が作品だと思っているプロの方ぜひ見てください。そういえばアサヒカメラも最近はパワフルな写真見ないなと感じてしまいました


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FUJIFILM X-E1 18~55mm


写真展を見終わったら、何か無性に写真が撮りたくなり、帰りの駅までの動く歩道でシャッターを押した



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This is X-S1 Tasmania Special Sight
by masabike | 2013-01-21 07:46 | 写真展 | Comments(2)
Commented by hirarin at 2013-01-30 12:27 x
遅くなりましたが行ってきました!
謄写版の写真を見て、インクのにおいが立ち上り
農家の写真を見ると、多摩の実家のにおいが立ちあがる
こんな写真を残したいな、と思いましたね。
Commented by masabike at 2013-02-01 15:54
hirarinさんへ
このような写真と写真家が残ってくれたらとても嬉しいです
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