オホーツクの風 能取岬  追記

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FUJIFILM X-pro1 35mm フィルムシュミレーション ネガカラーモード


 風吹きすさぶ能取岬、冷たい風の中に少しだけ初夏の香りが。少しだけの暖かさを出したくてフィルムシュミレーションをネガカラーに。ベルビアやアステイアモードよりぬくもり感が出ました。ついついポジかモノクロかに偏りますが、もうひとつの選択ネガカラーも大事な表現と思い出しました。GF670Wでは富士フイルムさんのPro400ネガカラー使います。

よくブログしか見ていない方から「フィルムは使わないのですか?」と聞かれますが、今でもメインの作品はフィルムです。ベルビア、アスティア、プロビア使用しています。そしてフィルム作品での撮影の主力はやはりPENTAX67&645とNikon F6&F3です。やはりいままでの代表作は67の圧倒的な質感描写、デジタルではいまだに到達しえない被写体とレンズの間にあるアスムシングエルスを捕まえられます、まさに戦艦大和の46センチ砲でここ1発のときに決定力を生んでくれますし、F3&F6は苛酷な撮影場所のどこでも1000万回に1回のシャッターチャンスを捕らえ、ナノクリスタルレンズ+フィルムは半逆光や斜光の微妙な色&光を捉えてくれます。




ただ写真展の審査のとき作品は未発表という条件もあるので美味しい作品はブログにUPしません。あときちんとした作品はプリントできちんとしたギャラリーのライティングで見ていただきたいです。スマホのアプリや携帯の小さい画面では作品の裏にある気配が出てこないのです。それで作品を判断されたら悲しいです死、撮影のときの努力コンセプトはなんだったのだろうとなってしまいます。ぜひ最高の作品はギャラリーに見に来てください。遠方のかたは難しくて悪いのですけど。でも本当に見たければ国内であれば距離は何とかなります、僕も写真展見たくて鳥取や門司や酒田に行ったことが何度もあります。ぜひフィルムでのプリントお待ちください。


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X-Pro1  18mm  35mm作品に僕の作品がUPされています。ぜひご覧ください

バージョンUPした、X-S1のサイトは8ヶ国語で見られますX-S1スペシャルサイトタスマニアぜひご覧ください



This is X-S1 Tasmania Special Sight
by masabike | 2012-07-04 09:20 | 日本風景 | Comments(4)
Commented by Waju at 2012-07-04 12:29 x
そういえば最近写真展見てないです。相原さんの予定は無いのでしょうか??(仮にあってもまだ発表できないこともありますよね)
Commented by BMW-GS at 2012-07-04 14:52
相原さん、こんにちは

今回のエントリーも素晴らしい内容ですね。
なるほど、写真展チャンスを見つけてお伺い
せねばと思いました。

ところでカラーモードをカメラに搭載されている
セットを使い分けられておりますが、そこでの
メリットは何に当たるでしょうか?
現像での手間を省く為ですか?
X-Pro1がだんだん手に入れたくなってきましたが
今のところD800にも慣れていないので、D800を
使い倒して早く慣れなければと思っています。
今まではPENTAXメインでしたので、色んな操作の
違いにとまどっております。
Commented by masabike at 2012-07-04 22:58
wajuさんへ
来年に写真展大きなのやる予定です、あくまで予定です
Commented by masabike at 2012-07-04 23:02
BMWさんへ
フィルムシュミレーションモードは、フィルムに種類によって発色が違います、柔らかい色、硬い色、ウォームな色、冷淡な色それをモードで使い分けます。メリットはメーカーならではの微調整な色の調合です。RAW現像ではえられない色です。ペンタックスさんのカラーモードはどちらかといえばアート的な変化と色による遊びが多かったですが、富士フイルムさんはフィルムそれぞれの特徴を生かした色づくです。ペンタさんの銀塩フィルムモードがさらに小分けに8種類ぐらいある感じです
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