遠くに来て思うわが祖国 日本

f0050534_7433676.jpg


Nikon D700  Nikkor70~200mm

いまタスマニアのホバートにいます。この1週間撮影でタスマニアの森と海岸を歩いていました。オーストラリアを撮りはじめて23年、これほどここで日本のこと、我が家のことがきになったのは初めてです。毎日何回か携帯で日本のニュースをチェックし、家内にメールをしていろいろ確認しています。

そしてオーストラリアでも、この1週間3回地震がありました。タスマニア、クィーンズランド、西オーストラリアです。とくに西オーストラリアはマグニチュード5クラスでした。何十年に一度しか地震のないオーストラリアでは異例で、少し怖いです

携帯でみるニュースは余震が続く気が重いことと原発問題です。今回こちらのパブでも知り合いから「イヤー無事でよかったよ」「何回か電話してみたけどつながらなかったから心配したよ」といわれました。そして必ず最後にみんな「で?原発はどうなった?電力会社の社長は有罪で逮捕されたか?懲役200年か300年ぐらいになるのか?」とよく聞かれます

いま1週間前は奈良で桜を撮影し、こちらでは紅葉を撮影しています。遠くに来て本当に祖国日本はどうなるのか気がきではありません。来年は多くの人が笑って桜を見れるのか?昔の言葉で国敗れて山河あり、といいますが原発事故では国敗れて山河もなしになってしまいます。経営陣は目先の利益や利権ではなく、末代までのことを考えているのでしょうか?危ない国には外国人も外国資本も寄り付かなくなります。いままだいろいろな問題が出てきていますが、ひょっとしたら第二次大戦後、失礼な言い方かもしれませんが、もういちど日本をリセットする良いチャンスかも知れません。そしてこれから国会議員や企業のTOPを選ぶときに、「いい人だから」「昔から世話になっている」「親や祖父母の時代から懇意」「波風が立たない人だから」というのではなくきちんとした考えや、未来を見据えたビジョン、危機管理を出来る人を考えたいです。いろいろ問題はあるにせよ、間接的にそのような人たちを選んでしまったり、チェックしなかった自分たちにも問題があるのかもしれません

小学生のころ広島の原爆記念館で原爆の被災者の方が「子供をかえせ、その子供に続く子供を返せ、そしてそのまた子供に続く子供を返せ」という意味に詩を読んだのがとてもとても心に突き刺さりました。いまに日本は自らの手でそうなりかねません

四季のうつろいが素晴らしく、情緒あふれる町並みがずっとずっと続くことを切に感じ、思います。海の向こうのわが祖国日本に素晴らしい2012年の桜が、そして人々の笑顔がまた見れることを期待します。そしてそのために海外に向けて日本はこんな素晴らしい美しい国土で、凛としたものがあることを写真を通じて発表し訴えていきたいです
by masabike | 2011-04-19 08:05 | 日本風景 | Comments(2)
Commented by ひかる at 2011-04-20 21:36 x
目に見えることは人間の力で改善できるが、目に見えないことを解決しなければ、それ以上の惨劇を繰返さなければならなくなる。
心は、人間の努力だけでは改善できない。
私たちが、今、しなければいけないことは『救世主スバル元首様』に、救いを求めることだ。
  もう、時間がない!!
http://www.kyuseishu.com/tanuma-tu-koku.html
http://miracle1.iza.ne.jp/blog/entry/2237566/
Commented by masabike at 2011-04-25 15:25
ひかるさんへ
考えてみます
<< 秋深まる 地球の反対側は秋です >>