タスマニアライフ

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Nikon F2 Nikor50mm  FUJIFILM ACROS



海外に行き、行った先にもうひとつの自分の生活がある。多くの友人や仕事先のスタッフがタスマニアにいる。フォトグラファーのマナブサン、1995年にオーストラリアの原野であって以来の友人のモトさん(マナブサンはもともとモトさんから不思議な友人がいると紹介されました)、ホームステイ先の家族の人たち。写真ギャラリーのスタッフ。行きつけのガソリンスタンドやレストランの人たち。だから行った先に多くの人が待っているのがタスマニアに戻る楽しみ。


でも今回は一人?大事な友人を失い悲しかったです。僕のホームステイ先のシープドックのジェシー。この数年だいぶ弱っていたので心配でしたが今年の2月3日に無くなっていました。15年生きたとても賢いワンちゃんです。いつも帰りを2階の窓から見ていてくれました。また寝ていると、必ず夜中に寝てるかどうか、確認にベットのそばまで来てくれていました。前回12月に帰るときもう少しがんばっていてねとお願いしたのですが、やはり無理でした。

タスマニアの家族の皆は「マサに連絡すると無理をしてでも来てしまいそうなので、次回来るまで内緒にしておこう」となったそうです。最期は皆さんで盛大なお別れパーティーをしたそうです。長い間そこに時間をかけると嬉しい出会いもある反面、悲しい別れも出てくるのがとても心が重いです。ホームステイ先の長女のメーガンは「マサ!次回来るときまでにポピードッグを飼っているからね」といってくれた。僕のステイ先の部屋の壁がジェーシーの写真でいっぱいでした。ベットの脇でいつものようにジェシーが寝ている夢を見ました。次回タスマニアで新しい出会いがとても楽しみです。そしてジェシーいつも遊んでくれてどうもありがとう、ずっと安らかに寝って下さい。


いよいよ明日の朝日本につきます。え~~また日本に来るのという人はクリックお願いいたします


by masabike | 2009-08-02 15:46 | タスマニア | Comments(4)
Commented by whitemoment2 at 2009-08-02 15:59
人生いろいろ別れがありますが、その中でも動物との別れは心に響きますね~
言葉を使って付き合ってない分、その時々のしぐさや目線など思い出されるでしょうね。
ジェシーちゃん、若いころは働きものだったんでしょう、きっと。
Commented by burg at 2009-08-02 16:35 x
なるほど、確かに相原さんにとってタスマニアは旅先であって旅先でないですもんね。
ジェシーは星になったのですから、空から、あ、豆腐食べてるな、あ、ホッピー呑んでるなって
日本での相原さんも見てると思います。
帰りの道中、まさかエアチケットの日がなんてことは相原さんには無いと思うけど
気をつけて日本に戻って(来て)ください。
Commented by somashiona at 2009-08-02 20:06
不思議な友人です。タスマニア、お疲れさまでした。
仕事漬けでしたねぇ、今回は。
またカレー食べましょう。
Commented by dauphine at 2009-08-03 15:11 x
お帰りなさい!

旅先にもうひとつの日常がある感覚、よく分かります。
なんだか自分がふたつ(以上)の人生をいっぺんに生きているような、不思議な気分になります。(いわゆる別宅のある「二重生活」をしている人はいつもこんな感じなのでしょうか?!)

「悲しい別れ」は、しかし、裏を返せば、その相手との出会いのすばらしさと、過ごした密度の濃さってことでもありますよね。
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